テキサス州の高校生6名がTOMODACHI ダラス・仙台ヤング アンバサダーズ プログラムで仙台を訪問
2016年6月27日から7月5日の間、テキサス州ダラスから高校生6名がTOMODACHI ダラス・仙台ヤング アンバサダーズ プログラムのため仙台市近郊を訪問しました。本プログラムは、TOMODACHI イニシアチブが全米日米協会連合と連携・実施する、草の根交流プログラムの一つです。学生たちが国境を越えた友情を育みながら日米関係の強化に関わる次世代リーダーの育成(TOMODACHI 世代)を目的としています。
公益財団法人仙台観光国際協会が計画した4日間のスケジュールでは、仙台市の歴史や文化を学びながら、リーダーシップやチームワークの強化、異文化交流を経験しました。一行は仙台市役所での歓迎会に出席する他、仙台市の高校や東北大学、日本三景の一つとして知られる松島への訪問や青葉城(仙台城)、カメイ美術館のツアーなど様々な体験をしました。またダラス・フォートワース日米協会と東日本大震災で被害を受けた特別養護老人ホーム 杜の里との交流機会の場として、高校生たちは日英両言語で歌を披露しました。また、東日本大震災で甚大な被害を受けた七ヶ浜を訪れ、過去5年間の復興の歩みを学ぶ為、せんだい3.11メモリアル交流館を訪問しました。
プログラムの終盤には、「テキサスと日本」をテーマに送別会が行われました。仙台観光国際協会のスタッフや東北日米協会関係者、仙台凧の会やホストファミリーを含む地域の方々総勢約40名が出席しました。
プログラム期間中、米国からの学生たちはホームステイを通じ、日本の日常生活を経験しました。2015 年の参加者2名がホストファミリーとして参加したり、2013・2015年のプログラム参加者も今年のプログラムイベントに複数加わり、今期参加者と友情を深めました。 帰国の際、ダラスの高校生とホストファミリーと親睦を深めた参加者は名残を惜しんでいました。
「このプログラムを通して、気づいたこと、感じたことが沢山ありました。新たな日本人の友人やホストファミリーのあたたかさ・優しさは本当の家族のようでした。仙台市での思い出は一生の宝物であり、ダラスに帰っても仙台市の人たちのことを想い地元地域でも伝えていきます。このプログラムのおかげで視野が広がり、様々な文化や言語を学びたいと思うようになりました。」
—キャサリン・アレホ (16)
「仙台市で過ごした一週間はとても有意義な時間でした。このプログラムを通して日本電気株式会社や東北大学、そして宮城県仙台第二高等学校など様々な場所を訪問したことで、留学や海外旅行等新たなことに目を向け挑戦したくなりました。このプログラムには大変感謝しています。」
—ジャンローズ・サムソン (16)