東京で「TOMODACHI-Mitsui & Co. リーダーシップ・プログラム」のレセプションを開催
2016年7月8日、東京のアークヒルズクラブにて「TOMODACHI-Mitsui & Co. リーダーシップ・プログラム」のレセプションが開催されました。本プログラムは、三井物産株式会社の多大な支援の下、日米の官民分野を牽引していく人材育成と、ネットワーク構築を目指すもので、地方自治体や様々な産業分野で地域やグローバル社会の課題に取り組んでいる35歳以下の若手社会人を対象とし、これまで約60名が日米代表団に参加しています。
2016年は、7月2日から9日かけて米国代表団が日本に派遣されました。約1週間の滞在中、代表団は東日本大震災の被災地福島県を訪れ、内堀雅雄福島県知事を表敬訪問した他、県北・相双地区で高校生のコミュニティ・スペースの運営や、さまざまな活動を実施している一般社団法人 の視察などを通して、福島の現状を学びました。東京へ移動した代表団は、三井物産をはじめ、日本企業の視察や、日米関係の研究者との対談、9月の渡米を控えた日本代表団との交流などを実施しました。
約1週間のプログラムの最後を飾る本レセプションには、三井物産代表取締役副社長執行役員の加藤広之氏をはじめ、米国大使館の代表者、米国代表団、日本代表団のメンバーが参列しました。冒頭の挨拶で、「米国代表団一人一人の理解力、洞察力に感銘した。是非本プログラムの経験を生かして自身の企業と日本、そして三井物産との架け橋となっていただきたい。」と加藤氏は語りました。また、在日米国大使館商務担当公使のアンドリュー・ワイレガラ氏は自身の三井物産でインターンシップをした経験を語り、キャリア、家族、人と人のつながりの大切さを述べて乾杯の音頭をとりました。
レセプションの中盤では、米国代表団を代表してアリエル・モンゴメリー氏と、日本代表団を代表してヤマキ・トモユキ氏がスピーチを行いました。「本プログラムは『Enabler』(物事を可能にするモノ)でした。私達は、様々な経験や学びを可能にしてくれた関係者の皆さんに感謝します。」とモンゴメリー氏は語り、ヤマキ氏は「プログラムを通して米国代表団と興味深い会話の機会を持つことが出来ました。次は自分たちが渡米し、本プログラムに貢献したい。」と思いを伝えました。
9月11日19日の日程で、日本代表団が米国ワシントンD.C.を訪問します。米国では様々な新しい出会いと、発見があることでしょう。