TOMODACHI ゴールドマン・サックス女性起業家支援プログラム

Courtesy of Goldman Sachs
2016年6月7日、ゴールドマン・サックス東京オフィスで、TOMODACHI ゴールドマン・サックス女性起業家支援プログラム成果報告会が開催され、3名の女性起業家が参加しました。本プログラムは、ゴールドマン・サックス証券株式会社とTOMODACHIイニシアチブの協力のもと、若手女性起業家の抱える経営課題の解決支援、能力開発を目指し開始したプログラムで、企画、および運営実施はRCF (Revalue as Coordinator for the Future!)が担当しています。選出された3名の女性起業家に対し、ゴールドマン・サックス証券の社員が半年間プロボノで支援を実施しました。
基調講演では、「ウーマノミクス」の生みの親である、ゴールドマン・サックス証券株式会社キャシー・松井副会長から、安倍晋三内閣総理大臣の経済成長戦略「3本の矢」の一つでもある女性の活躍推進についてお話頂きました。松井氏は、過去5-10年の女性の社会進出の向上の様子や解決すべき課題について共有し、経済成長に影響をもたらす女性の社会進出の必要性を説きました。
3名の女性起業家であるREADYFOR株式会社米良はるか代表取締役、maggie’s tokyo共同代表の鈴木美穂氏と特定非営利活動法人 Light Ring. 石井綾華代表理事が登壇し、各自組織のビション、ビジネスプランに続き、約半年のゴールドマン・サックス証券社員からのプロボノ支援の成果報告を行いました。
成果報告会の終盤、登壇者である女性起業家から、次世代を担う若者に向けてそれぞれが想いを伝えました。米良氏は、「やりたいという思いがあるならば、自分自身を信頼することが大事、鈴木氏からは「あなたの考えは周りの誰かを動かし、そしていつか自分を助けてくれるはずです。」と語りました。また石井氏は「目的を自分ではっきりと知るためにも、何をするのか、何故するのかをきちんと考えてください。」とアドバイスしました。
報告会の参加者から苦しい時期にリーダーとしてどうチームを団結させるのか尋ねられた石井氏は、「チームを結束するには組織として統一された文化が必要で、前進のためには長期目標やビジョンを考えることが必要です。」と話しました。 米良氏は「 居心地がいい、働きやすい環境を作るためには自分のチームメートを信頼し、直接意見やアドバイスをもらったほうがいい。」と自身の経験を踏まえて述べました。
ゴールドマン・サックス証券社員のプロボノ支援を受け、更に飛躍した3名の女性起業家は、TOMODACHI世代を牽引する次世代のリーダーとして、活躍してくれることでしょう。