東日本大震災復興支援 「TOMODACHI サントリー 福島未来ミュージックプログラム」概要決定
― 福島県立ふたば未来学園高等学校の生徒が
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団と共演 ―
サントリーホールディングス株式会社(以下、サントリー)は、サントリーグループの東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、米国大使館と公益財団法人米日カウンシル-ジャパン(以下、米日カウンシル)主導のTOMODACHIイニシアチブとともに「TOMODACHI サントリー福島未来ミュージックプログラム」を2月28日(日)から開始します。
サントリーは、2013年にTOMODACHIイニシアチブとともに、サントリー音楽奨学金「TOMODACHI Suntory Music Scholarship Fund」を創設。これまでに米国有数の3音楽大学※1に入学する東北出身者2名を含む計6名の日本の学生に奨学金を支給しています。
今回、音楽を通じてより多くの子どもたちの“心の復興”に貢献するべく、2015年4月に開校し福島県内初の“スーパーグローバルハイスクール”に指定された福島県立ふたば未来学園高等学校※2音楽部の生徒を対象に、本プログラムを開始します。生徒は、国際的に活躍する作曲家・指揮者の嶋津武仁氏と共同でオリジナル楽曲を制作し、嶋津氏より直接演奏指導を国内で受けます。2016年8月中旬には米国・ニューヨーク州にて、世界的に有名なニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団とのワークショップ(演奏指導やオリジナル楽曲の共演など)に加え、現地でのホームステイを予定しています。当プログラムを通じて、生徒がグローバルな視野を身につけるとともに、さらなる夢の実現のために第一歩を踏み出す手助けになることを願っています。
― 記 ―
「TOMODACHI サントリー福島未来ミュージックプログラム」
▼主催 サントリーホールディングス株式会社
TOMODACHIイニシアチブ
▼協力 サントリーホール
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
▼対象 福島県立ふたば未来学園高等学校 音楽部の生徒 計9名
※2016年2月22日現在
▼今後のスケジュール(予定)
- 2016年2月28日(日) 初回ワークショップ
(於 福島県立ふたば未来学園高等学校)
作曲家・指揮者の嶋津武仁氏とともに、今後の夢やオリジナル楽曲制作におけるコンセプトを考える。
- 2016年2月28日(日)以降 オリジナル楽曲の制作および練習開始
(於 福島県立ふたば未来学園高等学校)
- 2016年8月中旬 ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団とのワークショップ
現地でのホームステイ
(於 米国・ニューヨーク州)
▽本件に対するマスコミからのお問合せ先
サントリーホールディングス株式会社 広報部 TEL:03-5579-1150
TOMODACHIイニシアチブ 広報担当 Email:tomodachi@usjapancouncil.org
※1 The Juilliard School(ジュリアード学院)、Berklee College of Music(バークレー音楽大学)、San Francisco Conservatory of Music(サンフランシスコ音楽院)
※2 福島県双葉郡にあった県立高等学校5校(双葉高等学校・浪江高等学校・浪江高等学校 津島校・富岡高等学校・双葉翔陽高等学校)は、東日本大震災後、教育環境の整備に最大限努めてきましたが、元の校舎での授業再開のめどが立たない状況が続いていました。そのような中、2015年4月に福島県と双葉郡地方町村会の協議の結果、福島県双葉郡広野町に本校舎を構える中高一貫校として開校されたのがふたば未来学園高等学校です。文部科学省より、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図る“スーパーグローバルハイスクール”に指定されています。