米日カウンシルアニュアル・カンファレンスでTOMODACHIイニシアチブがパートナーシップの拡大を発表
2015年11月9日、TOMODACHIイニシアチブは、米日カウンシル主催のアニュアル・カンファレンス、TOMODACHIレセプションにおいて、パートナーシップの拡大を発表しました。「2020年を超えてのビジョン:日米協力に基づいたグローバル化」をテーマに、11月9~10日、日本で初開催となったアニュアル・カンファレンスでは、あらゆる分野で活躍する約850名の日米のリーダーが一堂に会し、両国の一層力強い関係構築に資するべく、業界や世代を超えた取組みを視野に意見交換を行いました。
レセプションにおいて、アイリーン・ヒラノ・イノウエ会長より、新ストラテジックパートナーとして、株式会社ファミリーマートと株式会社ローソン両社の支援による、東日本大震災の若者への支援「TOMODACHIコンビニ基金」の設立が発表されました。またTOMODACHIイニシアチブの事務所スペースをご提供頂いているEVOLUTION JAPAN株式会社の支援についても紹介しました。
また、同日午後アニュアル・カンファレンスに出席した安倍晋三総理は、次のように祝辞を述べました。
「東日本大震災の復興支援として設立をされた『TOMODACHIイニシアチブ』は、その象徴的な例です。東日本大震災発生からもうすぐ5年を迎える機をとらえ、日本政府は、『TOMODACHIイニシアチブ』との協力関係を強化することを発表いたします。」
さらに「昨年度『カケハシ・プロジェクト』として実施した大学生レベルの交流プログラム『TOMODACHIイノウエ・スカラーズ』を今年度も継続して実施いたします。アイリーン・ヒラノ会長の夫君であった故イノウエ上院議員の名前を冠するこのプログラムは、米日カウンシルの多大な協力を得て実施するものです。これらの交流プログラムを通じ、両国の人的交流が一層促進され、日米関係の更なる強化につながることを期待しています。」と続けました。
またケネディ駐日米国大使は、パートナーシップの拡大について以下のように述べました。「TOMODACHIイニシアチブをご支援頂いている沢山の企業・団体のパートナーの皆様に感謝しています。革新的な交流プログラムを通して、TOMODACHIは強固な日米関係を約束する、明日のリーダーを育成しているのです。」
ケネディ駐日米国大使に加え、武藤容治外務副大臣、TOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)や日米関係に携わる官民の有識者、リーダーたちがTOMODACHIレセプションに参加しました。
これら日本の官民におけるパートナーシップの拡大にあたり、アイリーン・ヒラノ・イノウエ会長は以下のように感謝の意を表しました。
「TOMODACHIのビジョンに賛同し、様々な形で支援を頂いている皆様に、心より御礼申し上げます。TOMODACHIイニシアチブによる革新的な官民パートナーシップは、毎年、何百人にわたる日米の次世代リーダーの育成に貢献しています。その波及効果は、直接のプログラム参加者だけに留まりません。スポンサー企業の皆様、パートナー機関、参加者のコミュニティに至るまで、影響を及ぼし、活力を与えています。プログラムを通じて日々構築される、日米間の永続的な人と人の繋がりを誇りに思います。」
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