日本の中高生がTOMODACHI 南カリフォルニア・福島 ユース文化交流プログラムで米国体験
2015年7月19日−29日の間、福島県にある福島愛育園、青葉学園、いわき育英舎、会津児童園、白河学園の児童養護施設から8名の中高生が、カリフォルニア州ロサンゼルスで実施された文化交流プログラムに参加しました。参加中高生の中には、各施設の入所者の中で初めて海外に行く参加者も多くいました。米国で一生の思い出となるような経験をした参加者は、国際的な視野を養い、日米関係により興味を持つようになりました。
参加者はホームステイを体験し、初めて米国の生活様式を体験しました。ホストファミリーと生活することによって、現地の人たちがどのような暮らしをしているか実感し、米国の文化に対してより深い理解を得ることができました。
参加者はホームステイの他、様々な体験をしました。歓迎会でのアメリカ料理のおもてなしや、観光、米国の歴史を学ぶプログラムを一週間満喫しました。太陽が燦々と降り注ぐハンティントンビーチではサーフィンの講習を受け、また焚き火を囲みながら語り合いました。エンゼルスタジアムでは地元の野球チームを応援し、本場のディズニーランドも訪れました。そして日系アメリカ人のコミュニティを訪問して交流、リトル・トーキョーや全米日系人博物館では、米国内での日本人コミュニティについて学び、日系アメリカ人が経営している田中ファームでは「スイカツアー」に参加する機会が設けられ、日系人のアメリカの農業における多大な貢献を身をもって体験しました。
本プログラムはロサンゼルス国際空港で涙の別れと共に幕を閉じました。参加者たちは渡米前とは別人のように成長し、米国に対する理解を深めました。本プログラムに参加したことをきっかけに、グローバル人材へと更に成長し、世界に羽ばたくことを期待します。
本プログラムは、トヨタ自動車、三菱商事、日立製作所の多大なご支援により設立されたTOMODACHI交流基金から資金の提供を受けています。またデルタ航空にプログラム参加者の往復航空券をご提供頂きました。