ハワイ・レインボーキッズ・プロジェクトでハワイの中高生8名が岩手県でホームステイ
2014年7月10日から16日間、ハワイ・レインボーキッズ・プロジェクトに参加したハワイの13-19歳の学生10名と引率の教員2名が岩手県の被災地を訪れました。 本プログラムでは、岩手県庁職員と会合そしてボランティア活動を行った後、現地校で日本人生徒と混ざり日本式の授業を体験しました。一週間という短い間でしたが、ハワイ州と岩手県の間に今後に繋がる新たな絆を築くことができました。
日本に滞在中、ハワイの学生は岩手県で出会った日本人の優しさに心を打たれました。大槌町(おおつちちょう)の学校や宮古市の仮設住宅地で行った地元の中学生との文化交流ではフラダンスやクラフトを一緒に楽しみながら、たくさんの笑顔を共有しました。
昨年のプロジェクトのアラムナイ岩石桂惟氏が毎週末行っている海岸清掃にも参加しました。岩石氏にとって海岸清掃は気持ちを浄化する機会であり、津波にさらわれた母親を思い出させてくれるそうです。
今回被災地を実際に訪れた参加者は、地震と津波の被害は写真や動画では表現できないものだと痛感しました。ハワイ・レインボーキッズ・プロジェクトは、東北の力強さをハワイの生徒が感じとる良い機会となり、ハワイに帰国後はその体験を沢山の方と共有してくれることでしょう。
引率をしたウェンディ―・ラム氏は、「東北の方々は、たくさんの問題を抱えているにもかかわらず、前向きに生きていると感じました。また、どんな時にも親切に接してしてくれました。」と振り返りました。
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