TOMODACHI日本協会ジュニアフェローズ学生交流プログラムの参加者、日本に触れ帰国
日本で3週間の文化交流を終えたTOMODACHI日本協会ジュニアフェローズ学生交流プログラム参加者の高校生10名が、2014年7月24日にアメリカに帰国しました。本プログラムで生徒たちは、日本各地での観光やホストファミリーでのホームステイ、そしてそれぞれの体験を元に自らのリサーチプロジェクトの制作を行いました。
7月3日に東京に到着してから、米国生徒は日本人の高校生と対面してから東京、京都、広島そして奈良観光をしたりと忙しいスケジュールをこなしました。その後はホームステイ先に移り、各自のリサーチプロジェクトに取り組みました。
10日間にわたるホームステイ中では、リサーチプロジェクトに各自で取り組むと同時にホストファミリーの子供たちの高校に一緒に通いました。多くの生徒にとって初めての日本滞在ということもあり、日本の家に住み、和食を食べ、日本語に触れることは全員にとって真新しい新鮮な経験となりました。日本の文化に触れることだけではなく、自分自身や自分の国について違う目線から見る機会にもなりました。
米国の生徒が選択したプロジェクトのテーマは、彼らが興味を持つ分野の多彩さに表れていました。例えば、ブランドン・スタントン氏が行ったHumans of New Yorkというプロジェクトからアイディアを得て、ポール・リー氏はHumans of Japanと題した写真プロジェクトを行いました。見知らぬ人に声をかけ、その人の写真を撮影し、その人が語った言葉とともに作品にしたのです。その他にアリーン・ショー氏は、日本の広告業界について調査し、マーケティング手法において日米比較を行いました。
米国生徒はホストファミリーの子供たちと箱根を楽しみ、各自のプロジェクトを仲間に発表したことで生徒の日本滞在は幕を閉じました。帰国当初は疲れも見えましたが日本に魅了された生徒たちは、自分たちの経験について語ると共に、日本との繋がりを意識して日米関係を強化することでしょう。
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