ユニクロが米留学の奨学金 計10人に最大1億2千万円を支援
2012年10月23日 – ユニクロは23日、米政府と連携し、米スタンフォード大学経営大学院など米の大学院3校に留学する学生が対象の奨学金を始めると発表した。今後3年間で計10人に総額最大160万ドル(約1億2千万円)を授業料と生活費として支給する。 ユニクロの柳井正会長兼社長は東京都内で記者会見し「日本では知識と実際のビジネスが結び付いていない。若い人たちはもっと外に向かわないといけない」と述べ、奨学金の意義を強調した。 会見にはジョン・ルース駐日米大使も同席し「(留学生は)グローバル経済の中で成長するスキルを身に付け、国境、文化を越えたリーダーになる」と話した。 スタンフォード以外はファッションやデザインを学べる大学院2校が対象となる。3校に入学が決まっており、日本国籍を持つ経営者やデザイナーの志望者が選ばれる。