TOMODACHIと大リーグが協力拡大
2012年3月26日 – 在日米国大使館と日米の官民パートナーシップであるTOMODACHIは、シアトル・マリナーズとオークランド・アスレチックスの日本訪問を歓迎する。大リーグ機構(MLB)、大リーグ選手会、TOMODACHI の協力は、野球殿堂入りを果たした元大リーグ選手カル・リプケン・ジュニア(Cal Ripken, Jr.)氏が2011年11月に国務省のスポーツ特使として来日した際に始まった。
マリナーズとアスレチックスは2012グループスMLB開幕戦を3月28日と29日に東京で開催する。また両チームは日本のプロ野球チームとのオープン戦も行った。
今回訪日したチームの選手とスタッフは、ボーイング社の支援により東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市を3月27日に訪問し、市民と交流するとともに少年野球教室を開催する。また両チームの選手は翌28日、駐日米国大使公邸で開かれる野球を通して結ばれる日米の関係を祝う式典に、ジョン・ルース駐日米国大使、日本政府関係者と共に参加する。
日本の人々がこれからも野球を楽しめるよう、TOMODACHI はMLBと大リーグ選手会と協力し、東北地方の少年野球チームへの用具提供や少年・少女のための野球教室の開催、さらには野球場の修復などを進める予定。
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TOMODACHIとは、米国政府と米日カウンシルが主導し、日本政府の支援を受け、東日本大震災後の日本の復興を支援するとともに、長期にわたり日米間の文化的・経済的な結び付きを強化し、友好を深める形で、日本と米国の次世代の人々に投資する、官民パートナーシップである。