TOMODACHI教育交流プログラム創設
2012年2月3日 –
下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
在日米国大使館と米日カウンシルは2月3日、TOMODACHI教育交流プログラムを発表した。ジョン・V・ルース駐日米国大使と米日カウンシルのアイリーン・ヒラノ会長は、次のように述べた。教育プログラムは、互いの国、その文化そして考えを知ることで日米の若者を豊かにし、刺激を与えるもので、TOMODACHIは既存の教育交流プログラムの拡大と、東北地域を組み込んだ新たな教育交流プログラムを育むとともに、日米関係全体の強化への貢献を目指している。
TOMODACHI教育交流プログラムはソフトバンク、ゼネラル・エレクトリック、日本コカ・コーラなどの企業からの寛大な貢献によって実現した。
- TOMODACHIサマー2012 ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム:
東日本大震災被災地の高校生300人を対象に、カリフォルニア州立大学バークレー校のキャンパスでグローバル・リーダーシップ育成とコミュニティー・サービスについて学ぶ3週間のプログラム。 - TOMODACHI-GE2012 ヘルスケア・アカデミック・プログラム:
東北大学と福島県立医科大学での次世代ゲノム情報、地域の保健福祉情報協力の分野における医療専門家育成のための課程。 - TOMODACHIサマー 2012 コカ・コーラ ホームステイ研修プログラム:
東日本大震災被災地の高校生180人(2012年から3年間、毎年60人)を対象に、米国各地で夏休み3週間を過ごすホームステイ・プログラム。参加者は米国人の家庭に滞在しながら、英語の勉強、大学訪問、名所旧跡の観光、文化交流活動に参加する。 - TOMODACHIサマー 2012 英語研修プログラム:
東日本大震災被災地の高校生20人を対象に、メリーランド州サンディ・スプリング・フレンズ高校での夏休み中4週間の英語研修プログラム。参加者は米国の歴史、政治、文化についても学ぶ。 - 「3.11と日本人学生の声」 - KIP日米復興市民対話プログラム:
東北地方を中心に28人の大学生を3週間米国に派遣するプログラム。参加者は、緊急時におけるコミュニケーション、危機管理、震災後の復興戦略について、米国の研究者、政治家、経営者から話を聞き、意見交換する。 - ハワイ日米協会 – 「ハワイ レインボーキッズ プロジェクト」:
今回の震災で被災した地域の中学生60~70人を対象にしたハワイへの研修旅行でチームづくり活動と文化的多様性について学ぶ。参加者には、スーザン・ルース大使夫人が復興支援のために制作したレシピ本の販売収益を贈った女川町からの子どもたちも含まれる。
TOMODACHIとは、米国政府と米日カウンシルが主導し、日本政府の支援を受け、東日本大震災後の日本の復興を支援するとともに、長期にわたり日米間の文化的・経済的な結び付きを強化し、友好を深める形で、日本と米国の次世代の人々に投資する、官民パートナーシップである。