ルース大使、福島県の山木屋太鼓グループのメンバーと交流
ルース大使、福島の山木屋太鼓グループと交流
2012年1月23日
ルース大使は福島県を初めて訪問し、山木屋太鼓グループのメンバーと交流しました。このグループは、恒例の桜祭りで演奏するため、今年4月にワシントンDCを訪問します。山木屋太鼓のプログラムは、TOMODACHIの名の下、ワシントン日米協会がJETプログラム経験者と協力して支援しています。
ルース大使は山木屋太鼓グループに「100年前に日本が米国に贈った桜の木は、両国の深い関係のシンボルです。(中略)皆さんとアメリカの若者には、お互いをよく知り合ってほしいと思います」と語り掛けました。
10日間の滞在中、山木屋太鼓グループはケネディ・センターのミレニアム・ステージをはじめ、ボルチモアとワシントンDCの複数の会場で演奏する予定です。このグループには、東日本大震災後に発生した福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の影響で避難生活を送っている、福島県出身の小学校6年生から高校を卒業したばかりの若者までが参加しています。
ほかにも米国人の家庭でのホームステイなど米国の若者と共に過ごす活動、全米の高校生が参加し日本についての知識を競う「ジャパン・ボウル」参加者との文化交流、地元の学校・大学訪問、史跡見学、文化活動などに参加します。
ワシントンDC地区での山木屋太鼓グループの演奏スケジュールは次のとおりです。
- ボルチモア・インナーハーバー円形劇場(4月9日)
- 全米桜祭りパレード(4月14日)
- 桜祭りストリート・フェスティバル(4月14日)
- ケネディ・センター「ミレニアム・ステージ」(4月16日午後6時より、入場無料)