TOMODACHI世代:ヤンガ幸⼀郎
ヤンガ幸⼀郎氏:東京出⾝のファッションデザイナーです。東洋⼤学の国際地域学部を卒業した後、フランスでパターンを学び、モデリストとしてフランスのメゾンで職務経験を積みました。2017 年にオーストリアのウィーン応⽤美術⼤学で、フセイン・チャラヤンのもとでファッションデザインを学び、現在はフリーランスデザイナーとして働いています。2018年の秋からパーソンズ・ニュー・スクールフォーデザインに⼊学します。
ヤンガ幸⼀郎について
Q1.「TOMODACHI-UNIQLOフェローシップ」への応募のきっかけを教えて下さい。
東洋大学を卒業後にニューヨークかパリに行くか迷い、ニューヨークであればパーソンズ、パリであればAICP(Académie Internationale de Coupe de Paris)というパターンの専門学校に行こうと思っていたのですが、語学面と経済面で(パーソンズへの進学は)少し難しいと考えました。また当時の私にはパリの方が向いていると思ったのでパリの学校に進学をしましたが、ずっとパーソンズのことは頭に残っていました。2年目の時に、本フェローシップの先輩である小西翔さんにお会いして意気投合し、そこから翔さんから本フェローシップの他の先輩の方々にご紹介いただき、色々話を聞いたのちに挑戦してみようと思い、応募しました。
Q.2 Parsonsで学べることで期待されていることは何ですか?
私は服を作る際にコンセプトにすごく時間をかけるのですが、そこからどうやって服に発展させていくのか、パーソンズで学びたいです。また、フランスでテーラリングと工業パターンの2つを学んだので、パリで身につけた技術も上手く生かして、バランスよく服作りが出来たらいいなと思っています。
Q.3 プログラム卒業後の目標を教えて下さい。
ヨーロッパに戻ってメゾンで就職したいと考えています。その後に、ステージディレクションであったり、ミュージックビデオのディレクションに携わりたいと思っています。
Q.4 日本人として米国に渡って勉強するにあたり、日米関係の架け橋としてどのように貢献されたいとお考えですか?
私はファッションをやっているので、これから2年間パーソンズ、ニューヨークに行って経験し色々感じたことを服を通して、そしてSNSなどを通して発信していきたいと考えています。