TOMODACHIアラムナイ災害復興トレーニング・プログラム
災害への備え、災害発生時の救急対応、そして心理社会サポート。その重要性を理解している TOMODACHI世代だからこそ、将来災害が発生した時には、自ら動くことのできるリーダーになってほしい。そのような願いを込め、TOMODACHIイニシアチブはピースボートそしてJapan IsraAID Support Program(JISP)と災害時に行動できる人材を育成するため、2日間の実践的・理論的なリーダーシップ・トレーニング・プログラムを実施します。
災害支援や心理社会サポートに関心を寄せるTOMODACHIアラムナイとの交流機会のほか、より良い社会を目指し積極的に活動している次世代リーダーとのネットワークがさらに広がります。
トレーニング終了後、参加者には修了証を発行します。また、日本や海外において、被災地域での活動や社会的影響力の強い活動等に参加できる機会をご案内します。
当プログラムは、TOMODACHIアラムナイ・リーダーシップ・プログラムのスポンサーであるプルデンシャル財団の多大なご支援を受け、TOMODACHIイニシアチブがピースボートそしてJapan IsraAID Support Program(JISP)とのパートナーシップで行います。
西日本豪雨対応(2018年8月)
7月に発生した西日本豪雨により、複数の地域で川が氾濫し、家屋の2階まで浸水したり、地すべりにより数千世帯が被害を受け、数百名に上る人々が避難を余儀なくされました。甚大な被害を受けた地域を支援するため、2018年8月6日から10日の5日間、TOMODACHIアラムナイ5名とTOMODACHIアラムナイマネージャーが、岡山県倉敷市真備町でボランティア活動に参加しました。
本活動は「TOMODACHIアラムナイ災害復興トレーニング・プログラム」の一環として、ピースボート災害ボランティアセンターが実施する活動に参加したもので、J.P.モルガン支援TOMODACHI NGOリーダーシッププログラムのアラムナイであるロビン・ルイス氏のリードのもと、下記の3点を重点に活動しました。
1) 避難所の運営サポート
2) 自主避難者・在宅避難者の支援
3) 災害ボランティアセンターの運営支援 詳細>>
世界防災フォーラム(2017年11月)
2017年11月27日に宮城県仙台市で世界防災フォーラムが開催され、過去に「TOMODACHIアラムナイ災害復興トレーニング・プログラム」に参加したアラムナイが、プログラムを通した学びを発表しました。本フォーラムには40を超える国から防災の専門家が参加しました。
TOMODACHIアラムナイ災害復興トレーニング・プログラムは、仙台市で2015年3月に開催された第三回国連防災世界会議(WCDRR)をきっかけに始まりました。本プログラムは、災害発生時に行動できる人材を育成することを目的としており、最終回となる世界防災フォーラムへの参加は、同じ問題意識を抱えた世界中の専門家に、TOMODACHIアラムナイの二年間の活動とその成果を報告するまたとない機会となりました。詳細>>
東京ワークショップ(2017年9月)
2017年9月2日から3日にかけて、「TOMODACHIアラムナイ災害復興トレーニング・プログラム」の東京ワークショップが新宿で開催されました。第4回目となる本プログラムでは、日本各地から11名のアラムナイが、「災害準備とリーダーシップトレーニング(1日目)」と「防災ボランティア活動の実践トレーニング(2日目)」に参加しました。1日目は、防災マップ、有事に際する備えの学習、また過去の災害からの学びの共有を行いました。東京の防災マップに従い、新宿の災害時の指定避難場所・有事の際、何がどこにあるのかを確認し、給水所等を歩いて回りました。加えて、災害対応カードゲーム教材である「クロスロードゲーム」を用いた災害想定トレーニングも実施し、災害発生時いかなる行動にも正解・不正解はなく、物の味方を変えることで全く異なる考え方ができることや、それぞれの状況が生む内的ジレンマを体感するトレーニングを行いました。詳細>>
九州北部豪雨応答(2017年8月)
九州北部豪雨による甚大な被害を受けた地域を支援するため、福岡県東峰村において、2017年8月2日から3日間、TOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)3名が「TOMODACHIアラムナイ災害復興トレーニング・プログラム」の一環として、ピースボート災害ボランティアセンターの実施する活動に参加しました。1日目は、被災・復旧状況を把握するために被災地を視察し、ボランティア活動に関するオリエンテーションを受けました。2日目からは被害を受けた東峰村の個人宅を訪れ、主に被災家屋の泥かき、清掃ボランティアを行いました。アラムナイ3名が訪問した家屋は床上浸水してしまったため、床の骨組みである梁の洗浄作業を行いました。また、今後起こり得る大雨などによる二次災害を防ぐため、家屋の裏にある水路の防水壁を作る作業に徹しました。アラムナイは被災者の方々からお話しを伺うなど、被災者の心の支えになる役割も果たしました。詳細>>
神戸ワークショップ(2017年6月)
2017年6月3日から4日にかけて、「TOMODACHIアラムナイ震災復興リーダーシップトレーニングプログラム」の神戸ワークショップが実施されました。今回日本全国から集まった19名のTOMODACHIアラムナイは、半数が東日本大震災を経験しています。また震災を経験していないアラムナイも、有事に行動できるようにとの想いで参加しました。初日、参加者は、神戸市内の「人と防災未来センター」を訪れ、震災を経験した語り部の方のお話を伺い、関連資料に触れることで、復興過程を学びました。語り部の経験談では、「地域コミュニティーの弱さ、避難所での人々の生き様、行政の限界」の3点が震災当時の問題点として挙げられました。詳細>>
石巻ワークショップ(2016年7月)
2016年7月2-3日にかけて、高校・大学生のTOMODACHIアラムナイ14名が石巻で開催された第2回TOMODACHIアラムナイ・災害復興トレーニング・プログラムに参加しました。実際に災害支援活動を現場で続ける専門家の方々から、実践的なスキルや知識を学びました。二日間のトレーニングを通して、ストレス・マネジメント、危機管理、ボランティア活動におけるリーダーシップのあり方を学びました。参加者の内、多くが災 害支援に高い関心をもち、すでに日頃から復興支援に携わる学生です。参加者 の一人は、「このプログラムは災害復興を新しい視点から捉えていて、とても現実味がありじます。」と語りました。詳細>>
熊本地震応答(2016年4月)
TOMODACHIアラムナイ5名が日本イスラエイド・サポート・プログラム(JISP)のもと、ボランティア活動に参加しました。
今回ボランティア活動を行ったのは、東日本大震災を東北で経験し、2016年1月30-31日に「TOMODACHIアラムナイ災害復興リーダーシップ・トレーニング・プログラム」を受講し、災害時対応を学んだTOMODACHIアラムナイ4名と、熊本出身でTOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ・プログラムのアラムナイの計5名です。詳細>>
東京ワークショップ(2016年1月)
2016年1月30日から31日にかけて、羽田空港第一旅客ビル ギャラクシーホールでTOMODACHI災害復興リーダーシップ・トレーニング・プログラムが開催されました。TOMODACHIサマーソフトバンク・リーダーシップ・プログラムやTOMODACHI2015春休みホームステイプログラムなど10個の異なるプログラムに参加したアラムナイが13名が一堂に会し、国際的に活躍する2つのNGOから災害復興に関連したリーダーシップについて学びました。詳細>>