TOMODACHI世代:新居 潤子
新居潤子氏は、ファッションの素質を認められ、ユニバーサルスタジオジャパンの共同プロデューサーとして10年以上、多岐に渡る数々のライブエンターテイメントショーで、出演者の衣装のプロデュース・コーディネートを担当してきました。 現在は、全日本カラースタイルコンサルタント協会の認定イメージコンサルタント兼パーソナルカラーアナリストとして活躍し、プライベートサロンで、パーソナルカラー診断・スタイリングなどのアドバイスを行っています。2000年にニューヨーク大学を卒業し、2016年秋、TOMODACHI-UNIQLOフェローシップにてニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)グローバル・ファッションマネージメントの修士コースを受講するためニューヨーク生活を再開しています。
新居潤子について
TOMODACHI-UNIQLOフェローシップへ応募のきっかけを教えて下さい。
10年以上テーマーパーク業界でエンターテイメントの世界で仕事をしてきましたが、自分のキャリアアップを狙う時に、新たに経営学の勉強をしたいと考えました。その時に見つけたのが、 FITの「グローバル・ファッションマネージメント」というコースでした。大学院へ合格した日本人は、 TOMODACHI-UNIQLO フェローシップから奨学金を頂だけるチャンスがあるということを知り、すぐにプログラムへ応募しました。TOMODACHIイニシアチブが東日本大震災の復興支援を目的に立ち上がった団体ということを知り、これから私がどのように社会へ貢献して行けるのかを考えるきっかけも頂き、大変感謝しています。
このプログラムを通して学びたいことは何ですか。
FITグローバル・ファッションマネージメントコースは、グローバル化が進むファッション産業で、エグゼクティブ人材の育成を目的とする修士課程プログラムです。ジェネラルな経営学を学べるMBAとは違い、FITのファッションマネジメントコースはファッション業界に特化した経営学を学べ、ファッション業界とのコネクションが作れる点に期待しています。
米国に対してどのようなつながりや関心がありますか。
ファッションビジネスがここ数年で劇的に変わると言われる中、私が注目しているのはカスタムメイド(特注生産)でお客様個々の体型、個性、好みに合わせて商品やサービスを提供することです。アメリカはファッションビジネスにおいて、日本より一歩先を行く国なので実生活を通して、アメリカを肌で感じ、カスタムメイド・パーソナルファッションビジネスの事情を体験したいです。