日米学生会議
日米学生会議(Japan-America Student Conference-JASC)は、日本初の国際的な学生交流団体です。米国の対日感情の改善、日米相互の信頼回復を目指し、「世界の平和は太平洋にあり、太平洋の平和は日米間の平和にある。その一翼を学生も担うべきである」という理念の下、1934年に発足しました。
以来日米学生会議は、日米関係を考察するとともに、両国をめぐる様々な問題について、多角的に検討してきました。しかし近年のグローバリゼーションの進展と新興国の発展を経て、今日ではより広く多様な問題を日米の観点のみならずグローバルな視点から考えることが求められています。
本会議では、日本と米国から同数の学生が約一ヶ月にわたって共同生活を送りながら様々な議論や活動を行い、会議全体を通して、様々な世界の問題に対して学生同士の活発な議論を行うとともに、日米両国の参加者間の相互理解を深めていくことを目的としています。そして参加者たちが会議で得た成果を長期的に社会的貢献、社会還元していきます。
日米学生会議では毎年8月に日本とアメリカを交互に訪問し、現地の都市を訪れ、文化や地域が抱える課題を学びます。また、参加者達は7つの分科会に分かれ、それぞれのトピックについて約一ヶ月間議論をします。
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第68回日米学生会議
2016年8月3-24日の3週間、第68回日米学生会議(JASC)が米国4都市で開催されました。日米の大学生の代表団70名がマサチューセッツ州ボストン、ワシントンD.C.、モンタナ州ミズーラ、カリフォルニア州サンフランシスコを訪問し、様々な局面から日米関係について学びました。
代表団のメンバーは、ラウンドテーブル・ディスカッション(円卓での討議)に参加した他、行政機関・民間企業・学術研究機関等各界のリーダー達とパネルディスカッションを通して交流を深めました。代表団のメンバーは、プログラムを通して、太平洋を越えた一生涯続く友情を育むことが出来ました。詳細>>
第67回日米学生会議
2015年7月31日から8月16日に第67回日米学生会議が開催されました。米国代表の学生たちはカリフォルニア州ロサンゼルスでの開会式に出席し、広島県で原爆投下の70周年記念イベントに参加しました。島根県では市の活性化に励む活動について、京都では日本の長く豊かな歴史について学びました。本会議は日本の首都であり、産業と経済の中心でもある東京で閉会式を迎えました。
第66回日米学生会議
日米学生会議は2014年で創立80年を迎えます。記念すべき第66回日米学生会議では、72名の日本とアメリカの大学生がアメリカにて会議を行います。第66回では、デモイン、サンフランシスコ、ニューヨーク、そしてワシントンDCを訪問し、アメリカの政治や社会、文化を学びます。TOMODACHIではワシントンDCでの活動を支援します。
第65回日米学生会議
本会議は、両国の文化を深く理解することに関心があり、多様な経歴を持つ日本と米国の学生が参加しました。参加者は分科会に所属し、両国が多くの課題に直面する今、将来の米日関係について議論しました。両国にとって喫緊の課題をともに議論することで、参加者はより強い日米関係のために、相互理解とより良い友好関係を築きます。
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プログラム支援
このプログラムは、トヨタ自動車、三菱商事、