2年ぶりに対面でのTOMODACHI アラムナイ・ギャザリングが在福岡米国領事館の主催により開催
2022年4月15日、TOMODACHIアラムナイと在福岡米国領事館が主催する「九州TOMODACHIアラムナイ・ギャザリング」が開催されました。パンデミックの開始以来、初めての対面でのイベントとなりました。COVID-19の厳格な予防ガイドラインに従ったイベントにはアラムナイと領事館、米日カウンシルのスタッフを含む25名が参加しました。2020年初めからすべてのアラムナイ・プログラムやイベントがオンラインで開催されているため、アラムナイらは再び顔を合わせることができたことに、とても感激していました。
九州地域・地域代表のディビッド・パラシオス氏は、地域の同窓生が互いに知り合い、コミュニティづくりの機会を提供するために、領事館と共同で初の対面のイベントとして開催しました。2019年から2021年まで九州地域の地域リーダーを務めた黒澤永氏と、TOMODACHI KAKEHASHI イノウエ・スカラーズ・プログラムのアラムナイ、徳永ケリー氏の2名のアラムナイを巻き込んでの開催となりました。ふたりは、TOMODACHIでの経験が学問や仕事に活かされていることなど、自身の経験を話すことで、アラムナイ同士が打ち解けるためのアイスブレイクでイベントをスタートさせました。
今回のイベントは、2016年から九州地域のアラムナイ活動を支援している在福岡米国領事館が主催したユニークな機会でした。在福岡米国領事館のユキ・近藤・シャー広報担当官と福岡アメリカンセンター ディレクターの犬塚千恵氏が一行を歓迎し、TOMODACHIイニシアチブと自身の関係について話し、日米二国間関係の重要性を強調しました。近藤氏は、日系アメリカ人である自身にとって、また世界全体にとって日米関係がいかに重要であるかを語り、第二次世界大戦中、互いに戦っていた二国間関係が、今では世界で最も強力で重要な関係の一つになっていることを述べました。
続いて、TOMODACHIイニシアチブのアラムナイ・コーディネーター、宍戸由加里氏が領事館の継続的な支援に感謝し、日本にいるアラムナイに向けて新しいTOMODACHIアラムナイ地域フレームワークを紹介しました。今年からこのフレームワークは初めて米国に拡大され、太平洋の両側でアラムナイコミュニティの拡大・強化に取り組んで行きます。
徳永氏は、このギャザリングの運営に携わり、「この地域に住んで数年になりますが、同じ志を持つ多くのアラムナイと会うのは初めてなので、このような機会に感謝しています。今後もこのコミュニティーの一員として参加したいです」と語りました。
TOMODACHI-Mitsui&Co.リーダーシップ・プログラムのアラムナイである林孝憲氏は、半休を取って大分県からこのイベントに参加しました。林氏は、「とても素晴らしいイベントで、主催してくださった方々に感謝しています。先輩アラムナイとして、自分の経験や知識を若い世代に伝えることができ、逆に若い世代から新しいことを学びたいと思います。」と話しました。
TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programの卒業生であるタラヴェラ アイカ メイ氏は、「アイスブレーカーで緊張が和らぎ、みんなとても熱心に話をしてくれました。今後も連絡を取り合い、協力できればと思います。」とコメントしました。
このイベントは、プルデンシャル社の寛大な支援により実現しました。