TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム、米国看護師とアラムナイがオンラインで交流
2020年11月18日に「TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム」のオンライン・セッションが開催され、本プログラムのアラムナイと関係者を含む計16名が参加しました。本イベントには、プログラムの米国研修の実施運営団体チルドレンズ・ナショナル・ヘルス・システムで働く3名の看護師も参加し、新型コロナウイルス感染症の影響のもとで、日米の医療がおかれている状況について活発な共有が行われました。
米国より参加した3名の看護師は、新型コロナウイルスという前例のない事態の中で、常に新しいルールが生まれるなど医療現場は対応に追われていることや、人種差別問題に対する抗議や大統領選挙など激動の一年であったこと、そして医療関係者として、今後も柔軟に対応していく必要があることなどを、自身の近況と共に共有しました。
また彼女たちは、医療現場で働くアラムナイへ向けて、「孤立していると感じやすい時期だからこそ、楽しみを見つけてほしい」「看護師はいつも他人を助けているけれど、自分をいたわることも忘れないで」「自分の経験を他の人と共有したり、他の人の経験を聞いたりすることで、似たような境遇の人がいると知ることができる」とアドバイスを送りました。
アラムナイのひとりは、「プログラムでは緊急時の看護を学んだけれど、現在は東日本大震災以来の緊急事態だと思います。プログラムでの学びを活かす機会と捉えたい」と感想を述べ、本イベントは閉会しました。