第16回キャンパスベンチャーグランプリ「TOMODACHI賞」受賞者がオンライン研修に参加
2020年9月11日、18日、10月2日に、第16回キャンパスベンチャーグランプリTOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ賞受賞者2名が、オンラインでの3回にわたる研修に参加しました。「TOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ・アワードプログラム」の目的は、創業者や起業家たちとのピッチミーティング(投資家へ向けた事業計画のプレゼンテーション)を通して、日本の学生起業家のレベルアップを図ることです。
9月に行われた2回の研修では、アメリカの文化に合ったピッチを行うための研修の後、参加者が実際に英語でピッチを行いました。メンターからピッチに関するアドバイスをもらい、ビジネスプランに関する質問に答えていく中で、ピッチをより良いものにしていきました。最終回である3回目の研修では、シリコンバレーで活躍する4名の起業家、投資家の方々に向けて、過去2回の研修を経て準備したピッチを行いました。起業家、投資家の方々それぞれの経験に基づいたアドバイスに、参加者たちは熱心に聞き入っていました。最終回はピッチを行うだけでなく、貴重なネットワーキングの機会にもなりました。
プログラムに参加した東北大学の高橋佑生氏は、「英語だけでなくプレゼンテーションにおいて何が重要で、どのように伝えればよりビジネスの価値が伝わるのかわかり、シリコンバレーのビジネスマンに、自分のビジネスを伝えられたのが良い経験になりました」とプログラムを振り返りました。同じくプログラムに参加した広島大学大学院の石原裕輝氏は、「ご指導いただいた内容、特に潜在顧客へのヒアリングを積極的に行い、プロダクトの開発に取り組んでいきます。また現在のプロダクトのみにとらわれず、社会の課題とその解決手段について、今後も考え続けていこうと思います」と、今後の目標を語りました。
プログラムに参加した学生たちは、社会にインパクトを与えるため、本プログラムで得た知見をビジネスプランなど今後の活動に活かしていくことが期待されます。