TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク九州地域「テーマ・イベント」に向けたキックオフイベント:「あなたと世界をつなぐ交流会 ~外交官の目に映る世界とは?~」
2020年8月19日に福岡県飯塚市立小中一貫校幸袋校・中学部にて、「あなたと世界をつなぐ交流会 ~外交官の目に映る世界とは?~」が開催されました。このイベントは、教室と世界を繋げ、生徒たちが進路やキャリアを国際的な視点で捉えることを目的としており、5月に行われた九州地域「TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク九州 ウェルカム・イベント」に参加した約50名のアラムナイと議論したアイデアを土台にしています。在福岡米国領事館の共催のもと、地域リーダーの黒澤永氏と地域メンターの亀石泰斗氏が企画・運営を担当しました。
交流会に先駆け、飯塚市教育委員会の武井政一教育長、幸袋校・中学部の古野守和校長、在福岡米国領事館のユキ・近藤・シャー広報担当領事が飯塚市役所で面会し、TOMODACHIアラムナイを代表してTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programのアラムナイ、水谷みずほ氏が挨拶を述べました。
その後、交流会の会場である幸袋校・中学部へ移動し、このイベントへの参加を希望した生徒24名と対面しました。本交流会には、地元飯塚市出身であり、株式会社麻生、麻生セメント株式会社の代表取締役会長、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事、日米文化教育交流会議(通称: 日米カルコン)顧問を始めとする多方面でご活躍されている麻生泰氏にもご参加頂き、開会のお言葉を頂きました。麻生会長は中学生へ向けて英語でご挨拶をくださり、参加生徒は一生懸命聞き入っていました。
第一部では、ユキ・近藤・シャー広報担当領事の講演会が行われ、外交官の仕事について領事の具体的活動事例を紹介しながら、分かりやすくご説明頂きました。講演の中では、コミュニケーションを取ることの大切さや、日米の親睦関係、日本の皆さんにもっとアメリカに留学して欲しいという熱い想いなどを語って頂きました。お話の中ではリーダーシップに関しても触れ、これからの社会を担う中学生に対して力強いメッセージが込められていました。
生徒は講演後の質疑応答の時間に、領事に英語で質問をし、休憩時間も領事を囲んで積極的に交流をするなど、古野校長の開会のお言葉通り「挑戦する姿勢」があらゆる場面で見られました。
第二部「英語での飯塚市紹介&学校紹介」では、参加生徒がそれぞれのグループに分かれ、自分たちが調べた内容をプレゼンテーションしました。福岡県で生まれ育った人でも知らなかった興味深い資料をパワーポイントにまとめ、観客の前で堂々と英語を交えて発表する姿は、幸袋校・中学部が掲げる「自ら学び、仲間とともに 志の実現を目指して 挑戦する子どもの育成」の教育方針そのものでした。プレゼンテーション終了後は、TOMODACHIアラムナイを代表してTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programにメンターとして参加した朝倉愛以氏が総評の言葉を述べ、参加生徒を激励しました。
交流会終了後は、全員で旧伊藤伝右衛門邸を見学し、参加した24名の生徒は、ユキ・近藤・シャー領事やTOMODACHIアラムナイとの会話を楽しんでいました。
本イベントは、プルデンシャルの支援によるTOMODACHI世代アラムナイ・リーダーシップ・プログラムのTOMODACHIアラムナイ地域フレームワークの一環として実施されました。