TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク「テーマ・イベント」:東北・北海道地域チームA、花巻市の「街づくり」を再定義する
2019年10月19日、岩手県花巻市にて、東北・北海道地域チームAのテーマ・イベントがTOMODACHIアラムナイや社会人を対象に開催されました。 イベントを通して「東北をより知っている人=INSIDER」と出会うという意味の込められた「Seek INSIDER」をコンセプトに、これからの東北と自分の関わり方について考える機会となりました。
地域メンターの石倉 佳那子氏、地域リーダーの林さくら氏主導のもと、アラムナイを中心に東北地方各地の魅力的な地域やローカルな情報を8月下旬から9月上旬にかけて募り、その中から抽選でテーマ・イベントの開催地を岩手県花巻市に決定しました。株式会社花巻家守舎の全面的な協力の元、今回のテーマ・イベントは開催されました。
午前のトークセッションでは、株式会社花巻家守舎の高橋潤吉氏にこれまでの花巻のまちづくりの概略、花巻家守舎について、さらにリノベーションによるまちづくりついてお話しを聞きました。 ランチタイムには、「リノベーションまちづくり」の一環としてリノベーションされた「マルカンビル大食堂」にて美味しい食事を堪能しました。マルカン大食堂は、2016年に経営難から閉店となりましたが、2017年に地域住民の声もあり、株式会社花巻家守舎を中心としてリノベーションされ再オープンとなりました。マルカン大食堂は大勢の人で賑わっており、地域の人から愛されていることを実感することもできました。
続いて午後のプログラムでは、株式会社花巻家守舎の設立メンバーである伊藤直樹氏と高橋久美子氏のパネルディスカッションが行われ、伊藤氏は行政の立場から、高橋氏は一般市民・女性の立場から、「リノベーションまちづくり」についてお話をいただきました。
様々なことを学んだ一日の集大成として、「これからの東北×私たちができること」をテーマにワークショップが行われた。学んだことを踏まえて、「これからなっているといい東北の姿」と「私たちが行動できること」を参加者同士で共有した。TOMODACHIサマー2019ソフトバンク・リーダーシップ・プログラムのアラムナイである長屋凛氏は、「普段接することのない人たちと、様々な視点から花巻市について学ぶことができました」と述べています。
本イベントは、プルデンシャルの支援によるTOMODACHI世代アラムナイ・リーダーシップ・プログラムの「TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク」の一環として実施されました。