TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島 2019 supported by TOMODACHIコンビニ基金:STEP2 福島県の女子高校生が外国人留学生とのセッションを経て、自身の「新しい挑戦」を宣言し実践へ
2019年10月26日と10月27日、「TOMODACHI 女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島2019 supported by TOMODACHI コンビニ基金」のSTEP2が福島県で行なわれました。本プログラムは、半年間に渡り福島県の女子高校生、2年生を対象に、4つのステップを通して、自らの未来を切り拓いていくきっかけ作りを目的としています。
STEP2では、米国をはじめとする11カ国から選出された日本に留学している女子大学生20名との『挑戦』をテーマにしたセッションが行われました。留学生は、どんな夢やキャリアを描いて留学を決意したのか、留学するまでにはどんな努力や葛藤があったのかなど、それぞれ努力を重ねて困難を乗り越えてきた経験を参加者に共有しました。
留学生の話を聞いて刺激を受けた参加者は、「新しい世界に飛び込むために大切なこと」をチームで考え、「失敗を恐れないで何度も挑戦すること」「環境のせいにせず、自分の勇気と行動力で挑戦する!」「支えてくれる人への感謝を忘れない」など、自分たちなりの言葉で発表しました。
次回のSTEP3までに行う「自分なりの新しい挑戦」を考えるワークショップでは、はじめに過去の本プログラム参加者である大学生メンターが、自身がプログラムに参加した時の挑戦や自分がどう変わったのかを参加者に共有しました。その後、参加者はいよいよ自身の挑戦を考え、チームでアドバイスし合い、具体的な進め方までを決めました。
以前から挑戦してみたいと思っていることや、自分が何とかしたいと思っていることなどを考えた参加者は、「ポジティブな人にインタビューをし、ノートにまとめて実践!!」「県庁や市町村の役所に行って福島の「今」を聞く」「一級建築士である友達のお父さんに見てもらい家の設計をしてみる」など、バラエティに富んだ思い思いの挑戦を宣言しました。思いが溢れ涙を見せながらも、クラス全体に向けて大きな声で堂々と挑戦を発表する姿が見られました。
この2日間を振り返り、参加者は次のように述べました。
「諦めずに自分の強い思いを伝えたり行動することによっていつか自分の夢を叶えることができると知りました。これからは自分の気持ちに正直になって自分を出していきたいと思いました。」
「留学生の方やメンターたちの挑戦ストーリーを聞いて、共感できる部分たくさんありました。私はひとりで悩みを抱え込んで孤独を感じてしまうことがありますが、そういう経験を経て強くなれたり夢に近付けたりした人もたくさんいて、私だけじゃないんだ、ひとりじゃない、頑張ってみよう!と思えました。」
参加者の高校生をはじめ、留学生、メンターにとっても、お互いに学びの溢れる二日間となりました。次回12月のSTEP3「社会人女性とのセッション」では、仕事も人生も自分の力で切り拓いて来た女性たちと、『自分らしい未来への選択』について考えます。