第9回U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarで全国から集結した参加者がビジネスプランを発表
2019年8月18日から21日の4日間、イノベーションを創出する起業家支援拠点「Kawasaki-NEDO INNOVATION CENTER (K-NIC)」において、第9回U.S. Embassy-Keio SFC-TOMODACHI Entrepreneurship Seminarが開催されました。
この取り組みは、ボーイング社の多大なる支援を受けて、東日本大震災以降、日本の復興・再生・発展を担う次世代のリーダーを、アントレプレナーシップ(起業家精神)の観点から育成をすることを目的に設立された教育プログラムです。
2019年4月から実施されたプレセミナーを経て、事前審査を通過した全国18の高校・大学から14チーム、あわせて37名の生徒や学生が結集し、4日間のセミナーへ参加しました。参加者はこのセミナーを通して、自分たちの思いを伝えるためのプレゼンテーションを学び、チームのコミュニケーションの質を高め、そのチームワークを活かしビジネスプランを作成しました。
最終日には、4日間に渡るセミナーの締めくくりとして中間発表会を行いました。「セミナー期間中の行動を見て、今後も(そのチームを)応援したいか」という観点から、最終発表会に進める6チームを選出しました。
参加者のひとりは、「過信しすぎず、常に等身大の自分を見つめていくことが成長となり、さらには相手にも良い影響を与えられると思った」と振り返りました。また別の参加者からは、「チームの目標やそれぞれのメンバーの現状を把握した上で、どのような行動を取るべきか考えられるようになりたい」との意見もあがりました。
セミナーを通じて、参加者同士が積極的にコミュニケーションを取り、チームを超えて、互いのビジネスプランに対するフィードバックを行ったことで、他の参加者が単なるライバルではなく、互いに協力し合うことのできる仲間となりました。
今後も参加者のサポートを継続していくことで、TOMODACHIメンバー全員が成長していく場になることを期待しています。