「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島 2019」:STEP1ヤングアメリカンズ・ワークショップで120名強の女子高校生が歌とダンスのショーに挑戦
2019年8月8日から11日にわたり、「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログム in福島2019 supported by TOMODACHIコンビニ基金」のSTEP1ヤングアメリカンズ・歌とダンスのワークショップが東京で開催され、123名の女子高校生が参加しました。
本プログラムは福島県内の高校2年生を対象としたキャリア支援プログラムであり、全4回のセッションを通じて様々なバックグラウンド、国籍、キャリアを持つ女性と出会い、将来に対する視野を広げ、自信を持って人生を切り開いていけるようサポートすることを目的としています。
参加者は6〜7名のチームに分かれ、各チームをTOMODACHIアラムナイで福島県出身の20名の大学生がメンターとして高校生をサポートし、プロジェクトアシスタント(以下PA)と呼ばれる4名の福島県出身の大学生がプログラムの企画・進行も行います。
STEP1初日は、全体でオープニングセッションを行った後、チームビルディングの時間を持ち、ゲーム等を用いながら緊張しつつもお互いを知る時間になりました。2日目の午前は、全員で決めたスローガンとともに、大きく体でポーズを付けながらチーム名を発表しました。また、「今の自分と、このプログラムを経て、6ヶ月後になりたい自分」を考え、紙飛行機に書いて代々木公園で飛ばしました。
午後からはいよいよアメリカの音楽教育の非営利団体、ヤングアメリカンズ(以下YA)のワークショップ。2日間で約20曲、1時間のショーを覚え、3日目に観客の前で発表します。メンターやPA、そしてYAキャストメンバーの応援を受けながら、積極的に英語の歌やダンスに挑戦しました。休み時間もお互い声をかけあって練習するなど、「最高のショーにしたい!」と全員で一丸となって取り組みました。
最終日のショーには約500人の観客が集まり、大歓声の中で参加者は、一人一人がエネルギーを持って力一杯表現し、とても感動的で力強いショーとなりました。「仲間とひとつのものを作り上げる」「気持ちをオープンに何でも挑戦する」「仲間を信頼する」など大きな学びを得て、最高の4日間となりました。
参加者の一人はSTEP1を振り返り、「私は今まで全力で何かをするのは恥ずかしいと思って過ごしてきました。本当は自分の限界を決めずにとことん熱中したいと思う自分がいるのに、まわりの目が気になったり、流されてしまっていました。これからはSTEP1を通じて成長し、良く変わることが出来た自分に自信を持ち、何事にも全力で素直に取り組んでいこうと思います」と感想を述べました。
次回は10月26日、27日に「STEP2世界中から訪れる外国人留学生とのセッション」が行われます。様々な国籍、留学の経緯を持つ外国人留学生たちの日本への思いや、将来の夢、葛藤の話を聞き、自分は何に挑戦したいかを考え、実際の行動へと繋げて行きます。