TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク「ウェルカム・イベント」:食品ロス問題への意識を高めるイベントを関東地域で開催
2019年5月12日(日)今年度最初の「TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク ウェルカム・イベント」は、「関東・クッキング・ギャザリング」と題し、東京で開催されました。地域メンターの根宜 健志氏と地域リーダーの渡戸 駿介氏主導のもと、高校生から大学生のTOMODACHIアラムナイ、そしてTOMODACHIスタッフなど10名の参加者が集まり、下北沢のレンタルキッチンを利用して美味しい手巻き寿司つくりを楽しみました。
それと同時に、関東地域のTOMODACHIアラムナイコミュニティに関する今後のイベントについて、活発な議論が交わされました。話題の軸となった「食品廃棄(食品ロス)」について、渡戸氏は個人的に「TOMODACHI米日ユース交流プログラム」に参加した際に興味をもった経緯について共有しました。参加者たちは、広告から家庭用品にいたる日本のあらゆる産業分野において、まさにどれだけの食品が廃棄されているのかを認識しました。日本単独で、年間2,800万トンを超える食品廃棄があり、そのうち640万トンはまだ食べられる食品です。大局的に見るとこの640万トンは、「Food Assistance Programs」によって世界中で1年間に集められた食品の量の2倍以上となります。これは日本国民一人が毎日お茶碗1杯分のごはんを廃棄した量に等しいのです。
この話題は途切れることなく「サステナビリティ(持続可能性)」をより広いく浸透させること一点に集中し、参加者たちは、どうしたらサステナビリティへの意識を自分の仲間うちでも高めることができるのかを話し合いました。
根宜 健志氏と渡戸 駿介氏は、秋の参加型テーマイベントを計画する際も「サステナビリティ」を軸としたテーマを続けていくことを視野に入れました。 参加者の一人は、「サステナビリティをトピックスとした議論にとても刺激を受けましたし、同様に全ての人が共感する話題だと思います」と述べました。
本イベントは、プルデンシャルの支援によるTOMODACHI世代アラムナイ・リーダーシップ・プログラムの「TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク」の一環として実施されました。