ワシントンD.C.とニューヨーク市で開催した「TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program」に参加した未来の女性リーダーたちは、リーダーシップスキルとネットワークを得て帰国
2019年3月20日から27日の期間、ワシントンD.C.とニューヨーク市で開催されたTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program(TMWLP)の米国研修に、東京、大阪、那覇、札幌から集まった50名の女子大学生が参加しました。
TMWLPの10ヶ月のプログラムでは、5つの軸「コア・リーダーシップ・コンピタンス」;コラボレーション、リジリエンス、グローバルな視野、ペイフォワード、自己認識を中心にデザインされており、米国研修でもこれらの軸を中心研修プログラムが構成されています。
研修の冒頭では、集中的にスキル構築ワークショップが行われ、「レジリエンス(回復力)」を養う手法やネットワークの構築、チーム作業やプレゼンテーションが続きました。その後は、米国のメットライフ本社シニア・バイス・プレジデント 政府渉外グローバル統括責任者のスーザン・グリーンウェル氏の講演、日本人女性外交官とのランチ会、Japan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship (JSIE)が主催した、プロフェッショナルとして活躍されている日本人女性とのパネルディスカッション、そして、様々な分野の専門家との交流会が催されました。2つのキャリア両立させながらも家族との充実した生活を送るカップル、ボランティア団体に所属して、低所得者の高齢者市民に生活用品の配給活動をする人、障がいのある方のサポート活動をする人、公共の場所に植樹活動をする人などから話を聞く場が設けられました。
ニューヨークでは、学生たちはリーダーシップについて学んでいるバーナード大学の学生たちとの交流会に参加、さらに、社会を改善していくためにテクノロジーを駆使してコミュニティをまとめあげている多くの革新的な企業や団体を訪問しました。
最終日は、ニューヨーク市のメットライフ本社にて、シニア・バイス・プレジデント グローバル・タレント&ワークフォースディベロップメントのジュリア・トゥルヒリョ氏とバイス・プレジデント グローバル・チーフ・ダイバーシティ&インクルージョン・オフィサーのシンディ・ペース氏ならびに米日カウンシル取締役副会長兼COOのローラ・ウィンスロップ・アボット氏の講演がありました。研修の結びとして、参加者はグループごとのプレゼンテーションを行い、どんなリーダーになり将来世界を牽引していくべきかを共有しました。
「アメリカの旅はこれで終わりますが、ここで得た関係性は終わりません。この研修で得た自信とコミュニティは、私がいつも前に進んでいくための活力となるでしょう」と、参加者のひとり、同志社大学の学生、大藪きよか氏は述べました。
100名の学生とメンターたちが参加したこのプログラムは、2019年5月25日と26日に行われるアニュアルカンファレンスをもって卒業となり、修了いたします。TMWLPは2013年の設立以来、述べ538名の日本人女性が参加し、卒業後も互いに影響を与えつづけています。
本プログラムは日本法人であるメットライフ生命保険株式会社とのパートナシップにより実現しています。