TOMODACHIアラムナイが福島県下郷町の「なかやま雪月火」に参加
2019年2月15日から17日にかけて、福島県下郷町を会場に「第2回TOMODACHIふくしま香LINKプログラム」が行われ、13名のTOMODACHIアラムナイが参加しました。本プログラムは、福島出身の高校生・学生・社会人が共同でチームを組み、福島のイメージをどのように香りでブランディングできるのかを検討するプロジェクトです。12月のオリエンテーションに続き2回目となる今回は、「香り」×「音」をテーマに福島県下郷町で開催された「なかやま雪月火」に参加しました。
初日、参加者たちは、下郷町議会議員であり「なかやま雪月火」実行委員長の小椋淑孝氏と会食し、地域おこしとして始まった「なかやま雪月火」の歴史やその想いなどを伺い、イベントについて理解を深めました。
2日目は、2つのかまくら作りに挑戦。前年度のコアメンバーである横山温香氏のデザインのもと、参加者は慣れない手つきでかまくら作りに取り組みました。日が傾くと、かまくらのろうそくに火が灯され、一帯には幻想的な光景が広がりました。かまくらの中ではバリアージ舞踏家の則枝千絵氏、フリーアナウンサーの佐藤千晶氏による「雪」「月」「火」をイメージしたダンスと朗読が披露されました。
横山氏は、「動きのしなやかさが特徴のバリアージが踊られるかまくらは外側に曲線を取り入れ、内側は踊りが映えるように世界観を作りすぎないシンプルなデザインに、もう一つのかまくらは朗読ということで言葉を扱うので、参加者に言の葉(言葉)を見つけてきてほしいという思いから木の幹のようなデザインに仕上げました」と語りました。
最終日のワークショップでは、「なかやま雪月火」で目の当たりにした光景を詩で表現し、発表しました。参加者は詩を通して、様々な角度から感じたことを分かち合い、人に伝える話し方も学びました。
次回は、4月13日、14日に福島市の花見山公園を舞台に開催されます。
本プログラムは、Air Aroma Japan株式会社の多大な支援のもと運営されています。