宮城県南三陸町で「TOMODACHI 日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム」が本格始動
2019年2月23日に「TOMODACHI 日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム 」事前オリエンテーションが宮城県南三陸町ポータルセンターで開催されました。日本アムウェイ財団、南三陸町の代表者をはじめ参加者や保護者を含む関係者が一堂に会し、プログラムの正式のお披露目の機会となりました。
本プログラムは、東北の次世代を担うリーダーが、まちの魅力を再発見し、観光を通して活性化を図ることを目的に設立されました。事前研修・渡米研修・事後研修・発表会の4部構成となっており、約8ヶ月間にわたり実施されます。
事前オリエンテーションでは一般財団法人 日本アムウェイ財団を代表し、評議員のマーク・ディビッドソン氏と代表理事 佟嘉楓氏より、本プログラムご支援に対する想いや参加者への激励が送られました。
続いてTOMODACHIイニシアチブからプログラムの概要とTOMODACHIの成り立ちなどについてご紹介した後、南三陸町長 佐藤仁氏より参加者への期待の言葉と南三陸町の課題についてお話しいただきました。佐藤町長は、南三陸町と米国の深い関わりや東日本大震災時の支援の様子を参加者に伝え、その感謝の想いを是非米国で伝えて欲しいと語りました。また、約5,000人にもおよぶ急激な人口減少について言及し、まちに活力をつけるためにどのように観光を活用することができるか、持続可能なまちをどのように創ることができるか、また観光がもたらす水産業や農業への波及効果など参加者にさまざまな問題提起をしました。「今度はあなたたち自身が先頭に立って町を率いてください」という力強いメッセージをうけ、参加者はプログラムへ取り組む気持ちを新たにしました。
参加者は南三陸町の人とのつながりの強さや人の優しさを世界に伝えたい、将来英語を生かした仕事をしたいなどそれぞれの想いや目標をもとに、まちと自身の成長のため協働しながらプログラムに取り組み続けます。これから南三陸町内の視察などの事前研修を経て、3月下旬に渡米プログラムへ臨みます。
本プログラムは、一般財団法人 日本アムウェイ財団の多大なご支援と南三陸町・南三陸町観光協会ご協力のもと実現しています。