TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク:アラムナイが九州レインボーパレード2018 に参加
2018年11月4日に、九州地域の「テーマ・イベント」としてTOMODACHIアラムナイ約20名が、福岡市で開催された「九州レインボーパレード2018」に参加しました。本イベントは、LGBTQを始めとするあらゆるマイノリティーへの理解や啓発を目的に実施され、800名以上が参加しました。イベントへの参加は、九州地域メンターの倉田正太郎氏のサポートのもと、地域リーダーである近藤耕太氏と山崎なずな氏が企画し、アラムナイらはレインボーフラッグを掲げて、市内の約3㎞の道を1時間かけて歩くパレードに参加しました。
九州地域のアラムナイチームは、近藤氏個人の経験から、本イベントへの参加を企画しました。近藤氏は昨年出会ったアメリカ人留学生から、自身が同性愛者であることを日本でカミングアウトするのが怖いと打ち明けられました。アメリカ人留学生は、同性愛者の話題は日本では未だにタブー視され、広く議論できないものと感じており、また周囲からどんな反応が返ってくるか怖いと感じていました。近藤氏は不安を抱えた友人の話を聞き、誰もが生きやすい社会を実現するための一助となりたいと考えるようになりました。最初の一歩として、LGBTQの意識啓発イベントを企画するために、地域リーダーになることを決意しました。イベントに先立ち、共同地域リーダーである山崎氏は、日本のLGBTQに関する教育意識を高めるために、日本と海外の現状を伝える記事をいくつかソーシャルメディアなどに投稿しました。
パレードの後も参加者は集い、それぞれの経験を共有し、LGBTQに関連する議論を深めました。アメリカ、イタリア、ドイツから代表が参加し、各国における現状について、多様な背景と視点から熱い議論が展開されました。
本イベントは、プルデンシャルの支援によるTOMODACHI世代アラムナイ・リーダーシップ・プログラムの「TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク」の一環として実施されました。