TOMODACHI世代サミット2018に日米の次世代リーダーが集結
2018年9月9日に、「TOMODACHI世代サミット2018」が『Meet発見・Merge交流・ Move動力』のテーマのもと、昭和女子大学で開催され、協賛企業、TOMODACHIアラムナイ(プログラム経験者)を含む関係者約300名が集結しました。終日にわたるイベントを通してプレナリー、TED形式のトーク、分科会やワークショップといった様々なプログラムが実施されました。本イベントは、アラムナイによる、アラムナイのためのシグネチャー・プログラムとなっています。
米日カウンシル会長のアイリーン・ヒラノ・イノウエによる開会の辞に続き、TOMODACHIイニシアチブのシニア・アドバイザーで日本国政府代表(中東地域及び欧州地域関連)中東和平担当特使の河野雅治氏より、アラムナイがいかに世界の「TOMODACHI世代」となるか、について激励のお言葉をいただきました。在日米国大使館の文化交流担当マイケル・ターナー氏からは日米関係の重要性とアラムナイの果たす役割についてお話しいただき、昭和女子大学理事長坂東眞理子氏からは、昨年に引き続き、サミット参加者を大学キャンパスに歓迎いただきました。続いて参加アラムナイが将来TOMODACHI世代として活躍する方法を考えるきっかけとなることを目的に、パネルディスカッションが実施されました。9名のサミット運営委員が登壇し、それぞれの目標や意欲、身に付けたスキルについて紹介しました。
また「今、世界はTOMDACHIを必要としている」と「グローバルな領域における、次なる日本としてのステップ」に沿ってTOMOボイスと題しアラムナイ2名がスピーチを行い、TOMODACHIの経験や学びを紹介しました。本サミットの運営委員長 木村勇人氏は、「TOMODACHI世代の可能性と希望について具体的に紹介するセッションは、次世代育成を行う重要性や社会的価値を理解する非常に良い機会となりました」と述べました。
昼食時には、参加者は東北の食材を使ったお弁当を食べながら交流を深めました。
その後、参加者は地域別に分かれたワークショップに参加し、TOMODACHI世代地域フレームワークについて学び、各地域のアラムナイの繋がりを築きました。
午後は、株式会社ヒガ・インダストリーズ代表取締役会長兼社長 アーネスト・比嘉氏による基調講演が行われ、最後のセッションには、多彩なパネリストをお迎えして、「働き方改革」「災害レジリエンス」「2020年東京オリンピック・パラリンピック」「宇宙開発」「英語教育」の5つのテーマに沿って、分科会TOMOトピックスが実施されました。
本イベントの最後のプログラムとなったレセプションでは、多くの支援者や日米の政府代表者、プログラム関係者が一同に会し、イベントの成功を祝いました。ジョセフ・M・ヤング在日米国大使館首席公使は「日米関係の貢献に向けて、皆さんの次なるステップを考えてください」と会場のアラムナイを激励しました。また外務省の荻原宏氏より、TOMODACHIが多くの若者の人生に与える影響について、ご挨拶いただきました。
サミットを通し、TOMODACHIアラムナイは、今日および将来において日米が直面する課題に対し、リーダーシップを発揮し、貢献する多くの方法を学びました。
本サミットは、プルデンシャルの多大なるご支援を受け開催されました。