東北の中高生20名がカリフォルニア州で第7回TOMODACHI・MUFG国際交流プログラムに参加
2018年7月26日から8月9日、岩手県、宮城県、福島県から選出された中高生20名が、「第7回TOMODACHI・MUFG国際交流プログラム」に参加し、米国カリフォルニア州ロサンゼルス市に2週間滞在しました。
現地では、ロサンゼルスならではの多様性をテーマとした種々のアクティビティに参加し、またホームステイを体験しました。
日系人が経営する田中ファームや在ロサンゼルス日本国総領事館、MUFGユニオンバンクへの訪問、全米日系人博物館の見学などを通して、日系人の歴史や、日米関係についての理解を深めました。また、現地で働く若手社会人や留学中の大学生との交流を通し、将来の進路について新しい視点を得ることができました。
さらに、ロヨラ・メリーマウント大学のカーティス教授によるアメリカ社会における多様性の講義を受けたほか、問題点やその解決に取り組む姿勢を学びました。
プログラム後半では、ロサンゼルス周辺でホームステイをし、アメリカの家庭生活を体験しました。MUFGユニオンバンクの職員の方々が中心となり、参加者を温かく迎えてくださいました。英語研修で学んだ表現を実践する場ともなり、短い日数ではありましたが、忘れられない思い出を作ることができました。
ホストファミリーやお世話になった方々をご招待したフェアウェルパーティでは、小グループごとに設定した学習テーマについてプレゼンテーションする場が設けられ、プログラム中の活動を通しての気づきや、学びを英語で発表しました。
2週間の間に、お互に友情を深め、日米に続く固いきずなが生まれました。
参加者の髙田ことみ氏は、プログラム終了後次のように述べました。「今まで、自分1人の意見だけでは世の中には伝わらないだろうと思いがちでした。しかし、今回のプログラムを通し、多くの人達が自分から発信していくことで、時間はかかるけれど、それが大きくなってコミュニティを作っていることにとても感動しました。今後は私も自分の意見をしっかり発信していきたいと思います。」
また、関根佑治氏は「今回の活動を通して、積極性や協調性を身につけ、自分に自信をつけることができました。これからも失敗を恐れずに、どんどん自分から色々なことに挑戦していこうと思います。」と語りました。