TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin 福島2018 STEP1ヤングアメリカンズ・歌とダンスのワークショップを実施
2018年8月13から16日にかけて、「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログム in福島2018 supported by TOMODACHIコンビニ基金」のSTEP1ヤングアメリカンズ・歌とダンスのワークショップが開催されました。
本プログラムは、福島県内の高校2年生を対象としたキャリア支援プログラムであり、全4回のセッションを通じて様々なバックグラウンド、国籍、キャリアを持つ女性と出会い、将来に対する視野を広げ、自信を持って人生を切り開いていけるようサポートすることを目的としており、今年は県内から126名の女子高生が参加しています。
参加者は地域や学校の異なる6〜7名のチームに分かれ、各チームをTOMODACHIアラムナイで、福島県・宮城県出身の20名の大学生がメンターとして一番近くで高校生をフォローします。プログラムの企画・進行もプロジェクトアシスタントと呼ばれる同じく東北出身の大学生4名が行います。
STEP1初日は、全体でオープニングセッションを行った後、チームビルディングの時間を持ち、ゲームやクエスチョンカードを用いながら緊張しつつもお互いを知る時間になりました。
2日目は、午前中に各チーム名とチームのスローガンを決めるチームビルディングの続きを行い、大きく体でポーズを付けながら参加者全員の前で発表しました。また、「今の自分と、このプログラムを経て、6ヶ月後になりたい自分」を考え、紙飛行機に書いて代々木公園で飛ばしました。
そして午後からはいよいよアメリカの音楽教育の非営利団体、ヤングアメリカンズ(以下YA)のワークショップ。2日間で約20曲、1時間のショーを覚え、3日目に観客の前で発表します。メンターやPA、そしてYAキャストメンバーの応援を受けながら、果敢に英語の歌やダンスに挑戦しました。休み時間もお互い声をかけあって練習するなど、「最高のショーにしたい!」と全員で一丸となって取り組みました。
ワークショップ終了後に感じたことや自分の中の変化を絵で表現する企画では、「自分の可能性は無限大で、自分を信じていろいろな事に挑戦していきたい」、「これが私、と胸をはって言えるように頑張ろうと思えた」、「チームのみんなと仲良くなれて、幸せな気持ち」という意見が出るなど、お互いの心の中の変化や成長、そしてチームとしての信頼関係を築けていることを実感できました。
ショーには約600人の観客が集い、大きな歓声の中、参加者一人一人がエネルギーを持って力一杯表現し、出番がない時は舞台上の仲間を応援する、とても感動的で力強いショーとなりました。
「仲間と一つのものを作り上げる」、「気持ちをオープンに何でも挑戦する」、「仲間を信頼する」など大きな学びを持って、これから続くSTEPに向けて最高の4日間となりました。
次は10月27日から28日にかけて「STEP2世界中から訪れる外国人留学生とのセッション」が行われます。テーマは「挑戦」。様々な国籍、留学までの経緯を持つ彼女たちの日本への思いや、将来の夢、葛藤の話を聞き、自分は何に挑戦したいかを考え、実際の行動へと繋げて行きます。