「TOMODACHI-UNIQLOフェローシップ 」の同窓会を開催
2018年7月26日、「TOMODACHI-UNIQLOフェローシップ 」の同窓会が株式会社ファーストリテイリングの有明オフィス、UNIQLO CITY TOKYOで開催され、本プログラム参加者9名(ビデオ参加者を含む)と株式会社ファーストリテイリングの社員40名が出席しました。2013年に開始した本プログラムは今年で5周年を迎え、これまでに14名のフェローが選出されました。
会の冒頭、株式会社ファーストリテイリンググループ執行役員 勝田幸宏氏は、「将来、日本ひいては日米の橋渡しとして、経済だけでなく色々な部分で活躍をし、何か変化を作るきっかけとなる若者を育てようという思い」から本プログラムが誕生したという経緯を述べました。
次に、自身もファッション工科大学(FIT)卒業生である株式会社ユニクロ グローバルIMD部部長の北村文人氏が進行を務めたパネルトークでは、FIT修了生が「ファッションビジネススクールでの学びとキャリア」をテーマに議論を重ね、パネリストとして、小池夏子氏(2013年フェロー)、保田優衣氏(2014年フェロー)、平木裕子氏(2015年フェロー)、新居潤子氏(2016年フェロー)が登壇しました。初めに保田優衣氏がFITのグローバルファッションマネージメントコースの授業構成や香港とパリの提携校との合同セミナーについて発表し、国際的な教育環境の素晴らしさを紹介しました。パネルトークでは、社会人からアメリカの大学院に進学したことで得たことや新たに発見したこと、また、異文化交流において自ら発言し行動することの重要性について議論されました。
パーソンズ・ザ・ニュー・スクール・フォー・デザイン修了生で、現在ニューヨークで活躍されている赤坂コピ氏(2014年フェロー)と奥田浩太氏(2016年フェロー)はビデオメッセージで参加し、このプログラムによってパーソンズで学ぶ機会を得たことは自らのプロフェッショナルキャリアに大きな意味をもたらしたとして感謝の気持ちを述べました。
小西翔氏(2017年フェロー)はパーソンズでの取り組みについて発表し、外国と日本のファッション教育の違いやファッションビジネスにおけるSNS活用の重要性など、日本にいては感じることのなかった新たな気づきを自らの作品づくり、さらには作品表現にどう生かしたのかについて紹介しました。また、ユニクロでのインターン経験にも触れ、外国におけるユニクロの”クールでかっこいい”ブランドイメージを共有しました。
2018年フェローに選出された稲葉まゆか氏とヤンガ幸一郎氏は、このプログラムを通して学びたいことや将来の目標、そして日米の懸け橋として貢献したいという想いなどを感謝の気持ちと共に伝えました。
最後に、株式会社ファーストリテイリンググループ執行役員 内田博之氏はこのフェローシップを継続することの意義と、世界で活躍するリーダーを育成し、社会貢献や革新的な取り組みを将来的に行っていきたいと述べ、「客観視することの重要性」というメッセージで本イベントを締めくくりました。
本プログラムは株式会社ファーストリテイリングの多大なる支援により実施されています。