TOMODACHI ダラス・仙台ヤングアンバサダーズプログラム-テキサス州の高校生6名が仙台を訪問
2018年7月2日から10日まで、テキサス州ダラスから高校生6名がダラス・フォートワース日米協会の引率者2名とともに「TOMODACHI ダラス・仙台ヤングアンバサダーズプログラム」のため仙台市近郊を訪問しました。仙台市の訪問は公益財団法人仙台観光国際協会(SenTIA)が担当しました。本プログラムは、「TOMODACHI NAJAS草の根交流プログラム」の一環として、日米の若者が国境を越えた友情を育みながら、二国間の関係強化に関わる次世代リーダー「TOMODACHI 世代」の育成を目的としています。
プログラム期間中、米国からの参加者は仙台市の歴史や文化を学びながら、リーダーシップやチームワークの強化、異文化交流を経験しました。またホームステイを通し、日本の日常生活について学びました。さらに本プログラムのアラムナイとの交流を楽しむほか、宮城第一高等学校や東北大学、仙台市役所、東日本大震災の被災地を訪問しました。
本プログラムを通じて、学生たちは地元の人々との交流し、異文化理解の重要性だけでなく、日本と米国の類似点についても理解を深めました。プログラム参加者の一人であるジェイデン・ロレット氏は、「このプログラムは世界は見た目ほど大きくはない、ということに気づかせてくれました。私の家がどれほど遠くても、日本にもう一つの家があると感じています。日本を訪問する機会を頂いたことに感謝し、この経験を生かして行きたいです」と述べました。
また、ラリオス・イサイア氏はプログラムを振り返り、次のように語りました。「このプログラムは私の人生に間違いなく大きな影響を与えてくれました。参加前の私の世界観はとても狭く、文化の異なる人々が同じ価値観を共有し、自分たちの文化を私と共有したいと思っていることなど想像もできませんでした。日本でホームステイを経験し、教科書では教わることのできない今の日本の生活について学ぶことができました。日本とアメリカにおける家族関係や地域活動の大切さなど多くの価値観を共有しました。」
このプログラムは、トヨタ自動車、三菱商事、日立製作所の寛大な支援で設立されたTOMODACHI交流基金から資金提供を受けています。