「TOMODACHI Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadership プログラム2017」最終発表会で参加者が学びを共有
2018年2月16日、日本マイクロソフト株式会社でTOMODACHI Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadership プログラム2017 の最終発表会が開催され、プログラム参加者である大学生と若手社会人16名が集いました。2017年8月に開催されたワシントン州シアトル市でのリーダーシップ研修を終え、参加者それぞれが帰国後の9月から2月までの間に、実行したプロジェクト、およびプログラム全体を通しての学び、今後の展望について発表しました。
佐賀大学に通う森山氣帆氏は、「スカイプ等のITスキルを学べたことは、地方都市に住むものにとって他の方とコミュニケーションを取る上で非常に役に立ちました。またシアトルから帰国後、自分のプロジェクトをどのように進めるべきか度々悩みましたが、自分のビジョンを他者と共有することの重要性を学びました」と述べました。
山口県と慶應義塾大学とのプロジェクトに取り組んだ古谷涼氏は、「このプロジェクトを通し初めて社会にインパクトを与えるというコンセプトを自己認識するようになりました。このプロジェクトで多大なサポートをいただきましたが、今後は自分がどのように社会にインパクトを与えられるか、貢献できるか、また社会を変えるために活かせる自分の強みは何か、さらに考えて行きたいです」と語りました。
参加者の発表後、6ヶ月間のプログラムにおいて参加者を支援してきた米国本社と日本のマイクロソフト社の社員で構成されたアドバイザリー・チーム、プログラム実施パートナーであるiLEAPから、参加者へフィードバックがありました。
日本マイクロソフト株式会社政策渉外・
午後には参加者主導によるセッションを行い、プログラム開始からシアトル研修の振り返り、最後に改めて「リーダーシップ」について意見交換を行いました。
参加者からは、「リーダーシップとは管理職等を務める人が持つスキルだと思っていたが、このプログラムを通してリーダーだけでなくチームメンバーそれぞれが持つものだと感じました」、「人をリードするだけでなく、人のために何ができるかを考える、当事者意識を持つことが重要だと感じました。そのためにも自分の価値観や信念など、軸をしっかり持つことも重要だと思いました」、「このプログラムを過去のものにせず、参加者のネットワークを今後も継続させながら、自分の経験を積み上げていきたい」といった意見が共有されました。
最後に日本マイクロソフト株式会社の社員の方からもご自身の経験やリーダーシップについての考えを参加者にご紹介いただき、参加者のさらなる活躍を期待して、会は幕を閉じました。
本プログラムは、日本マイクロソフト株式会社の多大なご支援により実現しています。