全国から集った日本人学生がビジネスプランを発表、互いを刺激
2017年9月5日から8日にかけて、ボーイング社の支援の下、「第7回米国大使館・慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)・TOMODACHIアントレプレナーシップ・セミナー」が実施されました。この取り組みは、東日本大震災以降、日本の復興・再生・発展を担う次世代のリーダーを、アントレプレナーシップ(起業家精神)の観点から育成をすることを目的に設立された教育プログラムです。
5月から実施されたプレセミナーを経て、審査を通過した14チーム37名の大学生が全国各地から集い、3泊4日のセミナーに参加しました。学生は、北海道、東北、関東、中部・北陸、九州など様々な地域から参加しており、セミナーを通じて、自分達の地域では出会うことのできない人たちとの交流を深めました。また、プログラム中、20名を越える社会人のメンターにご協力を頂きながら、自分たちのビジネスプランを丁寧にブラッシュアップし、深めていきました。
プログラム最終日には、中間審査会を実施し、4日間を通じて参加チームが考案したビジネスプランを発表し、全チームの中から、2017年11月23日に実施予定の最終審査会に参加する6チームを選出しました。この6チームは、今後もビジネスプランに更なる磨きをかけ、最終審査会で自分たちの実現したいプランを発表します。
セミナーに参加した学生は、「社会人の方のサポートが手厚く、学生同士も互いに応援する雰囲気があって、大変素晴らしかった」「ビジネスでお金を稼ぐことを考えるのではなく、自分が本当にやりたいことは何なのかを真剣に考えるきっかけとなった」と通常の大学生活では味わえない貴重な経験を振り返りました。また、参加者同士が切磋琢磨することで、これからも互いに良い影響を与えあうことができる、志を持ったかけがえのない仲間「TOMODACHI世代」の一員として、未来を自らの手で切り開いていく力を学びました。