「TOMODACHI CIE日米草の根交流サミット」の一環で、第27回 日米草の根交流サミット2017奈良大会に15人の次世代を担う米国人リーダーが参加
2017年6月27日から7月8日にかけて、ジョージア州のメーコン・ビブ郡のユース・コミッションより15名(中学生1名、高校生13名、大学生1名)が「TOMODACHI CIE日米草の根交流サミット」の一環として、「第27回 日米草の根交流サミット2017奈良大会」に参加しました。参加者は、奈良で文化体験をした他、メーコン・ビブ郡の姉妹都市である富山県黒部市を訪れ、姉妹都市40周年を祝いました。
6月28日、奈良で行われた草の根交流サミットの開会式では、キング牧師が生まれたジョージア州を代表して、参加者が市民権や人権についてのプレゼンテーションを行いました。ジェイソン・ハイランド在日米国大使館臨時代理大使を含む約250人の米国人と日本人の観客がプレゼンテーションに耳を傾け、発表者は拍手喝采を受けました。
6月29日からは、参加者は奈良県橿原(かしはら)市畝傍(うねび)高等学校の生徒と授業に出席し、文化交流を体験しました。また、現地の高校生の家庭に3日間ホームステイをし、日本文化、生活、日本人の価値観、そしておもてなしの心を学びました。
奈良県で実施された一週間のサミット、そして金沢への日帰り旅行のあと、参加者は富山県黒部市を訪れ、黒部市とメーコン・ビブ郡の姉妹都市40周年を祝いました。祝典では黒部市長の堀内康男氏と地元の来賓が参加者を温かく迎え入れ、また滞在中には、櫻井高等学校を訪問し、交流を楽しみました。
プログラム参加者の一人であるケイトリン・ニール氏は、訪日プログラムを振り返り次のように述べました。「日本滞在中、米国と日本文化の多くの違いに気付きました。持っている物の量でなく、生活の質に感謝するべきだということ、周囲の人々に善を行えば返ってくること、また、他人と異文化を敬う大切さを学びました。」
滞在中、参加者は日本や日本の文化について学んだだけではなく、ホームステイを通して一生涯の友情を育みました。また日本滞在中4回行ったプレゼンテーションを通し、大きな自信をつけ、次世代リーダーとしての第一歩を踏み出しました。