TOMODACHIインターンシップ・プログラムの参加者を歓迎
6月12日と13日、TOMODACHIは2017年のTOMODACHIインターンシップ・プログラムに参加したアメリカ人大学生と会談する機会を持ちました。本プログラムは、日本でより多くのインターンシップの機会をアメリカ人大学生に提供する目的で2015年につくられたプログラムで、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)とパートナーシップの下、米国大使館の助成を受け実施されています。
今学期は4名のアメリカ人大学生がプログラムに選出されました。インターンシップの最初の2週間がちょうど終了したところで、4名が集まる機会を設け、お互いの経験を共有しました。日本での残りの生活を楽しみにしている4名の学生は、それぞれ別の受け入れ団体で働いており、3から4単位分の大学単位を取得します。
フォーダム大学4年生のジェームズ・ホー氏は、多様なインターネットサービス、広告、コンテンツコンサルティングの会社、Steinsでインターンをしています。ホー氏は経済学とコンピューター・サイエンスを専攻しており、これまでの日本における経験について楽しく語ってくれました。また、フィラデルフィアのテンプル大学3年生のコディ・ルビンスキ氏は生化学を専攻し、医療の分野に興味を持っています。生化学の知識をユニークな形で活用し、アフガニスタン大使館でインターンを実施しています。また、医師を目指しているルビンスキ氏は、必要なコミュニケーション・スキルを学んでいます。同じくテンプル大学から参加したジュリアン・ピン氏は2年生で、非営利団体(NPO)「United Way Worldwide」でインターンをしています。本NPOはコミュニティーにおいて、万人にとって良いと考えられていることを推し進めている、グローバルな規模の団体です。ピン氏は特にNPOにおいて、保険数理の分野で自身のキャリアを築きたいと希望を語りました。ヤコブ・オラシネビッチ氏は、テンプル大学ジャパンキャンパスの4年生で、DART Partnersでインターンシップをする機会に恵まれたことを心から感謝していると述べました。ポーランドで生まれ育ったヤコブ氏は、国際ビジネスを専攻しており、DART Partnersでデータ分析の知識を活用してコンサルティングの仕事をしています。
ビン氏は本プログラムに応募した理由は、米国で日本語を5年間勉強したおかげで、日本に興味を持つようになったからだと述べました。彼女と同様に他の3名も日本語を勉強した経験があり、日本に強い興味を持っています。本プログラムを修了した後の目標として、オラシネビッチ氏は、「学ぶことをやめるべきではないと心したいと思っています。多くの人たちは卒業したら、学びは終わりであると考えていますが、私は生きている限り、学ぶ機会は続くと信じています」と熱心に語りました。
会談は活気あふれる場となり、学生たちは米国の代表として選ばれ、日米の架け橋として重要な役割を担うという使命をより深く理解しました。TOMODACHIはインターンシップの経験を通して、グローバルな市民として参加者ががさらに成長していくことを願っています。