ニューイングランド地域から日米両国の学生40名が集結、「第4回大和ハウス学生リーダーシップ会議」に参加
2017年4月7日から9日にわたってボストンで開催された「第4回TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議」に、ニューイングランドで学ぶ日米の学生40名(日本人20名、米国人20名)が参加しました。
「TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議」は、日米における将来のリーダー育成を目的としたユニークなプログラムです。本会議では、現在、米国の大学で学んでいる日米の大学生や大学院生が一堂に会し、リーダーシップ育成の研修に参加します。地域における日米学生間のコミュニティーを拡大すること、異文化への気付きを高めること、そして将来の日米両国にとって重要となる、人と人との繋がりを強めることを目的としています。
本会議のテーマは日米関係における革新と関わりでした。参加者の多くは、外交官としてのキャリアに関心を持っており、日米両政府関係者から今後の二カ国間の関係の方向性と将来について専門家の考えを聞く機会を得、大いに刺激を受けました。
学生たちは4月7日午後、ボストンに到着。初日は会議のオリエンテーションと参加者同士が知り合うために交流会を実施しました。2日目には、米日カウンシル会長のアイリーン・ヒラノ・イノウエの開会の辞に続き、ダイワハウステキサスの脇田健社長、在ボストン日本国総領事の道井緑一郎氏から開会のご挨拶をいただきました。
会議の期間中、学生たちはワークショップやパネル・ディスカッションに参加する機会を数多く得ました。リーダーシップ、慈善活動、米国の政治における日系アメリカ人といった題目に関して討論を行い、パブリックスピーキングやネットワーキングのスキルを向上させる方法について学びました。
4月8日の午後には会議の参加を祝うレセプションが開催され、ボストン周辺から日米のリーダーが招かれました。ショートプログラムでは、開会のご挨拶をいただいた在ボストン日本国総領事の道井緑一郎氏に再びご登壇いただきました。ゲストの方々は参加者との活発な会話やボストンのスカイライン、美味しい食事を楽しみました。
最終日に学生たちは女性のエンパワーメントなど、より具体的な側面について討論を実施しました。さらに、会議の体験を振り返るとともに、将来の日米関係をサポートするために各自が考えている計画について話し合いを行い、会議を締めくくりました。
参加者の一人はプログラムでの体験を振り返り、以下のように述べました。
「このプログラムは、あらゆる点で素晴らしい体験でした。昨今の日米両国を取り巻く課題だけでなく、それらがどのように扱われているかということに関し、率直な意見交換が行われ、そこから学んだことは計り知れません。中でも、日本国総領事と米国国防総省からのゲストのお話は特に興味深かったです。この会議を通して、自身が将来日米関係にどう貢献できるか、分かったような気がします。」