日本での女性問題に関する議論において若者の声が高まる中、TOMODACHIアラムナイがWAW! 2016に参加
2016年12月13日・14日、二日間に渡って開催された国際女性会議「WAW! 2016」にTOMODACHIアラムナイが参加しました。本会議は安倍政権が掲げる「女性が輝く社会」を実現するための取り組みの一つで、世界中からリーダーたちが一堂に会し、女性問題に関して様々な議論をしました。
本会議には、6つのTOMODACHIのプログラムを代表し、8名のアラムナイが、12月13日に行われた公開フォーラムや12月14日に行われたハイレベル・ラウンドテーブル、また本会議の前週12月8日に行われたメットライフ生命主催のシンポジウム(公式サイドイベント)に参加しました。
12月13日の公開フォーラムでは、インスタグラム最高執行責任者マーニー・レヴィーン氏や、経団連会長榊原定征氏、東京都知事小池百合子氏、UN Women事務局のプムズィレ・ムランボ=ヌクカ氏等が登壇したほか、ミャンマー国家顧問アウン・サン・スー・チー氏がビデオメッセージを届けました。ハイレベル・ラウンドテーブルでは、特定非営利活動法人ウィメンズアイ設立者兼代表理事でJ.P.モルガン支援のTOMODACHI NGOリーダーシップ・プログラムのアラムナイでもある石本めぐみ氏が、東日本大震災後に東北で女性がけん引したイノベーション活動に関して発表しました。
米日カウンシル会長、アイリーン・ヒラノ・イノウエ氏もハイレベル・ラウンドテーブルのディスカッションに登壇し、仕事と生活のバランスを保つ必要性に重点を置きつつ、ボランティア活動の利点に関して話をしました。また日本大使館が支援をした米日カウンシルのRegional Women in LeadershipやTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programでのネットワーキングセッションの成功例を事例に、人と人との繋がりの重要性を説きました。パネリストたちはフレックスタイム制の導入や、ロールモデル、メンター、サポーターとの強いネットワークの構築等、具体的な改善案を提案しました。
イベント後はWAW! 2016に参加した8人のTOMODACHIアラムナイが、イベントを通して感じたインスピレーションや、実際に行動を起こす重要性に関して話し合いました。「TOMODACHIダラス・仙台ヤングアンバサダーズプログラム」のアラムナイである岩渕由佳氏は「WAWのような国際会議に参加するのは初めてでしたが、とても良い経験になりました。小池百合子都知事、林文子横浜市長、安倍昭恵首相夫人のような力強い女性達からたくさんの刺激を受けました。リーダーとして、行動を起こすことを持さず、世界に変革をもたらすため様々なことに挑戦するべきなのだと感じました。林市長は行動力のある人間になりたいとおっしゃっていましたが、私も行動力を発揮し、様々なことに挑戦し続けたいと思っています。」と語りました。
また、TOMODACHI Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadership プログラムのアラムナイ、高安めい菜氏は「世界に変化をもたらすために私にできることは、数多く存在すると感じました。」と感想を寄せました。