TOMODACHI 女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島2016 STEP3 日本・世界で活躍する社会人女性とのセッションを実施
2016年12月17日から18日にかけて、「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島2016」のSTEP3が国立オリンピック記念青少年総合センター(東京、代々木)で行われました。今回は、キッコーマン株式会社、全日本空輸株式会社、ダウ・ケミカル日本株式会社、ノースロップグラマン ジャパン、株式会社パソナ、復興庁、株式会社ローソンの女性社員にご協力いただき、23名の社会人女性とのセッションを行いました。
セッションが始まる前に、まずSTEP2で参加者が自分で決めた挑戦の結果報告をしました。フラダンス、弾き語り、落語をみんなの前で演じてくれたり、小論文を投稿して新聞に記事が載ることになったり。ほかにも、将来の夢を紙にまとめて保護者にプレゼンして理解してもらった、など様々な報告があり、お互いの挑戦に拍手があがりました。
その後社会人の皆さんにご登壇いただき、『自分らしい未来への選択』をテーマに、所属の企業・団体が世の中で果たしている役割や「働く」経験から学んだことに加え、これまでどんな人生を歩んできたか、そこから高校生にメッセージを伝えてもらいました。
話を聞いた参加者は、「将来輝いた大人になるために大切なこと」をチームで考えて発表しました。「自分の意見も相手の意見も大切にすること」「自分の可能性が無限大であることを信じる」「感謝の気持ちを忘れずに自分を強く持つ、環境に流されない」「今私たちができることを一生懸命取り組んで自分の軸を強く太くする」など、彼女たちなりの「輝く大人像」を考えることができました。
本プログラムに参加した高校生からはこのような感想があがっています。
「すごい人に見える人でも失敗や挫折を経験していて、その度に周りのひとを頼ったり、相手を理解することが大事だと感じたりしたということを教えてもらえて、自分も将来にいかしていきたいとおもった。」
「このSTEPでは、将来の自分の姿を考え直すキッカケになった。自分の未来は誰にもわからないし、自分の可能性を信じて、夢へ全力で突き進みたいと感じた。」
「想像以上の刺激を受けて本当に良かったです。自分のなりたい職業が決まって良い機会になりました。」
「いろんな人がいろんな困難に直面していて、でもみんなそれを乗り越えてきてて、私も頑張ればどんな困難が待っていてもなんとかなるんじゃないかなという気がして安心しました。仕事をすることに対してマイナスな考えを持っていたけど、今回のSTEPで働く女性ってかっこいいなと思いました。」
キラキラと輝く社会人女性とのセッションを通じて、それぞれが未来の「ロールモデル」を見つけ、これからのヒントを得る二日間となりました。
プログラム2日目は、いよいよSTEP4で行う高校一年生にむけての発表準備です。チームごとに発表の企画をした後は、集客を自分たちで行うため、学校ごとにあつまり、作戦会議を行いました。「学校説明会をしよう」「許可が必要な掲示板にポスターを貼れるよう先生に交渉しよう」「学校放送をして呼びかけよう」など工夫を凝らしたアイディアを出し合いました。
STEP4は2017年1月28日、29日にかけて福島県いわき市にて行います。参加者がこれまでに学んできたことを後輩の高校1年生に向けて発表する、「自分をつくる・未来をつくる キッカケLIVE」を1月29日に実施します。プログラムの集大成として、学んできたことや成長した自分、そして後輩に向けてのメッセージを伝えます。
『自分をつくる・未来をつくる キッカケLIVE』
日時:2017年1月29日(日)12:30〜17:00
会場:いわき市文化センター
応募資格:福島県内の高校に通う1年生女子生徒
参加費:無料
申し込み:本フォームからお申込みください