「TOMODACHI TOSHIBA科学技術リーダーシップ・アカデミー2016」の報告会・同窓会を開催
2016年10月16日、浜松町の東芝ビルディングで、「TOMODACHI TOSHIBA科学技術リーダーシップ・アカデミー2016」の報告会を兼ねた同窓会が開催されました。
今年度のプログラム参加者と教員各5名が経験や成果について発表した他、過去の参加者が一堂に会し、交流しました。参加生徒同士を繋げ、結束力を高めるため、2014年度の参加者で昨年度のアシスタントを務めた小菅麻優子氏、柴田尭彦氏が司会進行役を務めました。
「TOMODACHI TOSHIBA科学技術リーダーシップ・アカデミー(TTA)」は、日米の高校生が友情を育みながらSTEM(科学、技術、工学、数学)分野の知識を深め、自然災害に強いスマートコミュニティの設計等、未来の様々な課題に対して解決策を模索する一週間のプログラムです。
会の最後には、3年間の参加者全員が集う交流会が行われ、自己紹介やプログラム参加への理由を共有しました。お互いの緊張がほぐれたところで、アラムナイ(プログラム経験者)の視点から、繋がりを深める為にどのような手段があるかアイデアを出し合いました。定期的な食事会の開催や、パンフレットを制作し、プログラム参加者の経験談を掲載する等の具体的な提案から、過去の参加者が集う終日ワークショップの企画・開催等、多岐にわたる案が挙がりました。こうした柔軟な発想や意見交換も、本プログラムの学びの成果と言えるでしょう。
参加者の一人、慶應義塾湘南藤沢高等部の平田英子氏は、「去年の参加者に本プログラムを勧められ、とても楽しみでした。いざプログラムが始まると、ついていけるか不安でしたが、ハイレベルなディスカッションに参加したことで、日を追うごとに自信が付いたと感じています。」と語りました。
本プログラムのアラムナイ同士、お互いの絆を深め、互いを支え合うコミュニティが形成され、今後も参加者間の継続した交流が期待されます。