第68回日米学生会議: ダイバーシティーに関するシンポジウムで米日カウンシル・リーダーが登壇
2016年8月3-24日の3週間、第68回日米学生会議(JASC)が米国4都市で開催されました。日米の大学生の代表団70名がマサチューセッツ州ボストン、ワシントンD.C.、モンタナ州ミズーラ、カリフォルニア州サンフランシスコを訪問し、様々な局面から日米関係について学びました。
代表団のメンバーは、ラウンドテーブル・ディスカッション(円卓での討議)に参加した他、行政機関・民間企業・学術研究機関等各界のリーダー達とパネルディスカッションを通して交流を深めました。代表団のメンバーは、プログラムを通して、太平洋を越えた一生涯続く友情を育むことが出来ました。
8月20日には、本会議閉幕を控え、第68回JASCダイバーシティ・シンポジウムがサンタクララ大学で開催されました。TOMODACHIイニシアチブが協力し実施した、パネルディスカッション「職場における女性:挑戦と勝利」では、米日カウンシル・リーダーのサンフランシスコ市女性地位局長エミリー・ムラセ博士、Yorozu 法律事務所の創設者萬タシャ弁護士、そして在サンフランシスコ日米国総領事館の早川瑞穂領事らが登壇しました。
登壇者達は、日米で女性の社会進出に関して近年見られる進歩について述べる他、日米文化の比較や現存する課題について、そして女性が社会の中で直面する課題や成功について職業人と一個人の両側面から自身の経験を語りました。多くが関心を寄せる議題の為、来場者や代表団から沢山の質問が投げかけられ、登壇者と率直で積極的なディスカッションの場となりました。
TOMODACHI世代の声
「女性の社会進出やLGBTQに関するダイバーシティ・シンポジウムで非常に感銘を受けました。特に、様々なバックグラウンドを持つ個々人の体験を伺えたことは、私にとって衝撃的で、通常このような機会にはあまり恵まれません。21世紀の今を生きる私たちが、偏見なくオープンな心でいることは極めて重要だと信じています。このシンポジウムに参加したことで、議より関心を寄せるようになりました。」
日本代表団、馬場雄太氏
「JASCは人生が変わるような経験で、他では到底体験できない貴重な機会を与えてくれる、非常に価値のあるプログラムでした。私の専攻と直接の結びつきはありませんが、日米が直面するさまざまな課題について色々な価値観に触れ学び、異なるバックグラウンドを持つ方々との交流を心から楽しみました。また、JASCを通して、自分の将来の関心分野や、他者とどのように協働するのか、等自分自身についても沢山のことを学びました。」
米国代表団、ジェニファー・リム氏
本会議のうち、