TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin 福島2016 STEP1ヤングアメリカンズ・歌とダンスのワークショップを実施
2016年8月18〜21日、TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログム in福島2016のSTEP1ヤングアメリカンズ・歌とダンスのワークショップが開催されました。
本プログラムは福島県内の高校2年生122名を対象としたキャリア支援プログラムであり、全4回のセッションを通じて様々なバックグラウンド、国籍、キャリアを持つ女性と出会い、将来に対する視野を広げ、自信を持って人生を切り開いていけるようサポートすることを目的としています。
参加者は地域や学校の異なる6〜7名のチームに分かれ、各チームを福島県、宮城県、岩手県出身の20名の大学生・専門学生がメンターとして一番近くで高校生をフォローします。彼女たちはTOMODACHIアラムナイのメンバーです。プログラムの企画・進行もプロジェクトアシスタントと呼ばれる同じく東北三県出身の大学生4名が行います。
STEP1初日は、全体でオープニングセッションを行った後、チームビルディングの時間を持ち、ゲームやクエスチョンカードを用いながら緊張しつつもお互いを知る時間になりました。2日目は、午前中に各チーム名とチームのスローガンを決めるチームビルディングの続きを行い、大きく体でポーズを付けながら参加者全員の前で発表しました。また、「今の自分と、このプログラムを経て、6ヶ月後になりたい自分」を考え、紙飛行機に書いて晴天の代々木公園で飛ばしました。
そして午後からはいよいよアメリカの音楽教育の非営利団体、ヤングアメリカンズ(以下YA)のワークショップ。2日間で約20曲、1時間のショーを覚え、3日目に観客の前で発表します。始めは緊張して、ダンスが始まると一斉に後ろに下がってしまう参加者でしたが、「Choose to Step Forward」前に行くこと、挑戦することを選ぼう!とディレクターが参加者に伝えると、少しずつ踊れなくても歌えなくても前に出ることが増えていきました。
ワークショップ終了後に感じたことや自分の中の変化を絵で表現する企画では、「みんなバラバラということが共通点で、自分たちのいいところ」という意見が出るなど、違いを認め信頼関係を築きあげていることが実感できました。ショーではYAのメンバーと参加者の違いが分からないほど、一人一人がエネルギーを持って力一杯表現し、出番がない時は舞台上の仲間を応援する、とても感動的なショーとなりました。仲間と一つのものを作り上げる、気持ちをオープンに何でも挑戦する、仲間を信頼するなど大きな学びを持って、これから続くSTEPに向けて最高の4日間となりました。
次は10月29〜30日にかけて「STEP2世界中から訪れる外国人留学生とのセッション」が行われます。テーマは「挑戦」。様々な国籍、留学までの経緯を持つ彼女たちの日本への思いや、将来の夢、葛藤の話を聞き、自分は何に挑戦したいかを考え、実際の行動へと繋
げて行きます。