TOMODACHIとマイクロソフトがiLEAPのソーシャル・イノベーションプログラム始動記念イベントを開催
2016年7月13日、日本マイクロソフト株式会社にてTOMODACHI Microsoft iLEAP Social Innovation and Leadershipプログラムの始動を記念したイベントが開催されました。本プログラムは、米国のNPO法人iLEAPとTOMODACHIイニシアチブの連携により実施してきたTOMODACHI Social Innovation in Seattle (SIIS) Scholars プログラムを拡大し、この度日本マイクロソフト社からの多大なる支援を受け、ストラテジック・パートナープログラムとして実現可能となりました。
本プログラムは、18歳から25歳の学部生・院生、若手社会人を対象の約4週間に渡る渡米プログラムで、シアトル近郊の企業やNPO団体から依頼を受け取り組む、グループ・プロジェクトや、ソーシャルイノベーションの現場視察などを経て、独自の視点と考えを育むリーダーシップ・プログラムです。
今回のイベントでは、新しいパートナーシップをお祝いして、米日カウンシル会長アイリーン・ヒラノ・イノウエ、マイクロソフトコーポレーションコーポレート バイスプレジデント 兼 副法律顧問のリッチ・サウアー氏が会の冒頭で挨拶をした他、文部科学大臣補佐官の鈴木寛氏、同省国際統括官森本浩一氏、米国大使館経済・科学部科学技術・環境・医療課長アレクシー・クラル氏などが参列し、新しいパートナーシップを祝いました。またiLEAP代表のブリット・ヤマモト氏もシアトルからビデオ会議システムを通じて参加しました。
イベントのハイライトとして本プログラムのアラムナイ(プログラム経験者)である江田翔太氏と石川小百合氏が、自身の経験を振り返り、プレゼンテーションを行いました。江田氏は、「プログラムを通して三つの出会いと学びがありました。自分のロールモデルとなる大人たちとの出会い、ワークショップなどを経て見出した自分の考え、そしてホストファミリー、他の参加者などの仲間です。」と語りました。また石川氏は以下のように述べました。「私は、プログラムに参加して、自らを自分の物差しで測る事を学びました。(本プログラムは)周りに何と言われようと自分の心を信じ、毎日取る行動に対して自問自答しながら、自らの手で人生を切り開いていくことの大切さを教えてくれました。」
マイクロソフト、TOMODACHIイニシアチブ、そしてiLEAPが共有するソーシャルイノベーションに対する理念は、本プログラムのパートナーシップを通してより一層強化され、TOMODACHI世代にとって良い刺激となることでしょう。