TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programを通し、38名の女子大学生が米国で女性のリーダーシップについて学ぶ
2015年3月20日から30日まで、 TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program参加者はワシントンD.C.とニューヨークを訪れ、研修を行いました。本研修は、米国の女性リーダーと交流し、若い日本の女子大学生に刺激を与えることを目的としています。ワシントンD.C.での滞在期間中、38名の参加者は、メイジー・ヒロノ上院議員やタルシ・ガバード下院議員をはじめ、アメリカ合衆国国務省や米国大学女性協会などの団体も訪れ、様々なリーダーと交流しました。
プログラムの1つには、アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長、レオナ・ヒラオカ米日カウンシルメンバー、久能祐子S&Rファンデーション理事長の3名を迎えたパネルディスカッションがありました。それぞれのキャリアに至るまでの歩みや女性の直面する問題に対して、リーダーシップ、ワークライフバランス、そしてメンターシップの観点から話がありました。
米日カウンシルメンバーやボランティアは、参加者を夕食に招待し、家庭料理を楽しみながら気軽に話しができる場を設けました。更に、JETプログラム経験者と共にワシントンD.C.の観光し、現地の大学を訪問した際には、TOMODACHIのワシントンD.C.ネットワークの若いメンバーとして迎えられました。「カップル・コーヒー」というイベントでは、プロフェッショナルとその配偶者と話す場が設けられ、ワークライフバランスやパートナー・配偶者・家族がいる中でキャリアをどう実現していくかについて話しを聞くことができました。
参加者はワシントンD.C. 研修を終え、ニューヨークへ移動しました。そこでは、米日カウンシルメンバーのパトリシア・コズ氏やジュリー・アズマ氏から話を聞きました。加えてニューヨークでは、メットライフ生命保険株式会社(以下、メットライフ)の本社を訪問しました。歴史的な会議室の見学やマリア・モリスMetLife Inc. グローバル従業員福利厚生部門担当取締役副社長によるプレゼンテーションが行われました。米国訪問は、参加者によるプレゼンテーションによって締めくくられました。発表には、メットライフの代表だけでなく、日本領事館の代表者や米日カウンシルメンバー、そしてTOMODACHI奨学生も参加しました。女子学生たちは、日本において次世代の女性リーダーになる熱い思いを抱え、帰国しました。
TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programは、10か月にわたるメンターシッププログラムです。高い目的意識を持った日本の女子大学生と日本の中堅・若手女性リーダーがペアを組み、次世代の日本女性リーダーのネットワーク作りを奨励します。東京米国大使館と大阪、大阪、福岡の領事館が定期的に主催するリーダーシップ育成や財政的な自立を助けるグループ活動は、参加者個人の成長とネットワーク形成のための貴重な機会となっています。2015-16年のプログラム募集期間は、2015年5月1日から6月26日です。
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