TOMODACHIアラムナイ、ケネディ駐日米国大使及びアイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長と共に、岸田外務大臣を表敬訪問
2015年3月10日にTOMODACHIアラムナイ、キャロライン・ケネディ駐日米国大使及びアイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長が岸田文雄外務大臣を表敬訪問しました。岸田大臣は一行への歓迎の言葉を述べた後、翌日11日で東日本大震災4周年であることに触れ,トモダチ作戦を始めとする米国政府及び米国民の惜しみない支援や、被災地訪問などケネディ大使の支援に改めて謝意を伝えました。これに対しケネディ駐日大使から、本表敬への謝意が示されたとともに米国はこの4年間、日本と共に東北の長期的復興に向け取り組んできておりTOMODACHIイニシアチブの下、東北地方の若者を支援してきた旨述べました。また米日カウンシルのヒラノ・イノウエ会長は、TOMODACHIイニシアチブ参加者は困難を乗り越え,日常から離れ、見知らぬ外国に踏み出しておりお互いの国や国民に対してより親近感を持ち,リーダーシップを身につける経験をしている旨述べました。
東北出身のアラムナイを代表して木下なつみ氏がスピーチを行い、その中で、東日本大震災後は避難生活を送っていたが、TOMODACHIイニシアチブのプログラムを通して渡米する機会に恵まれたことに触れ、今後もそうした若者が将来グローバルで活躍したいという視野を広げる支援を続けて欲しいと強調しました。続いて、米国出身のアラムナイを代表し、ジョン・W・カルソン3世氏が、「TOMODACHI世代」の深いつながりは、日米の恒久的な友好関係にとって重要であると続けました。
これらに対し岸田大臣は、ケネディ大使と共にJFK展を訪れたことにも触れつつ日米関係強化のための先人たちの努力を引き継ぎ、世代を超えて日米関係を強化していかなければならないことを参加学生たちに伝えました。そして彼らのような「TOMODACHI世代」にも日米両国の未来を担うリーダーとなってほしい、話しを聞き日米関係の未来は明るいと感じた、と述べました。また、岸田大臣はケネディ駐日大使及び米日カウンシル会長ヒラノ・イノウエ氏の日米関係強化のための努力に対する謝意を表しました。