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    神戸未来会議にTOMODACHIアラムナイが参加し、被災地の将来について語り合う

    Screen Shot 2015-02-02 at 7.40.06 PM Screen Shot 2015-02-02 at 7.41.40 PM「福島の震災から4年がたとうとしています。長い時間が過ぎれば過ぎる程、当時の困難、経験、想いに向き合って、互いに語り合うのが段々難しくなっているように感じます。この会議は単なる『生き残った人たちの話し合いの場』ではなく、いわき、神戸など様々な場所から様々な想いを胸に集まった個人個人の話し合いの場です。だからこそ、この会議では互いに真摯に向かい、言葉を交わし、経験を共有してほしいのです。」

    2015年1月31日に、「未来会議、神戸に行く ~福島の4年、神戸の20年。~」が神戸ではじめて開催されました。生糸検査場だった場所を、価値を創造する場所として新たにオープンしたデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)にて開催され、6名のTOMODAHCIアラムナイがワークショップに参加し、そのうち2名が100人以上の前で発表を行いました。ワシントン州、シアトルにてこのようなワークショップ形式の対話について学んだ福島のアントレプレナー・スクール校長による司会で進行しました。今回はTOMODAHCIアラムナイだけではなく彼らのロールモデルとして指導にあたることができるような経験を積んだ世代が集まり、価値観の多様さや互いの違いを尊重し、くつろいだ雰囲気の中で会議は進みました。

    今回の未来会議は1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から20年の節目を機に開催され、関西と福島の人に限らず、他の地域の人たちも集まって教訓や未だ山積する課題について話し合いを重ねました。

    Screen Shot 2015-02-02 at 7.39.34 PM「震災前、私はみんなと同じ普通の中学生でした。しかしTOMODACHIイニシアチブのプログラムでアメリカに行き、去年夏のOECD東北スクールのパリでのイベントの成功をきっかけに、普段は接する機会のない人たちと対話することの大切さに気付くことができたのです。」と白岩春奈氏は言いました。

    アラムナイの発表の中で紹介された内容や、大人たちと堂々と会話をする姿に感心する人も多くいました。「若いうちに人前で発表する力を養うことは非常に大切ですね。日本の教育だと自分の意見をはっきり相手に伝えるようにとはあまり指導されません。彼らより年齢が上の私でも、今回のように多くの観客を前に自分の夢や達成したことを話すのは緊張してしまうでしょう。彼らの堂々とした姿は立派でした。」と東京からの参加者の一人は述べました。

    「同じ目標に向かう仲間を見つけることの大切さについて教えてくれたあるスピーカーの方がいました。その方に再度お会いした時にやっと、私はその方が語った人と人との繋がりの大切さを実感しました。私は、若い世代の人たちが、先輩世代が経てきた経験から学ぶ機会を増やさなければならないと強く思います。上の世代の経験や教訓が若い世代に十分に伝わらなければ、同じような過ちを犯してしまう危険性がある、と考えるようになったからです。」とTOMODACHIサマー2014コカ・コーラサマーホームステイ研修プログラムに参加した齋藤尚氏は語りました。

    未来会議2日目には、参加者たちは20年前、甚大な被害を受けた神戸の街並みを視察してまわりました。「地元地域に住む方々と直接話をしてみませんか。是非彼らの話に耳を傾けてみてください。」とTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programに参加した兵庫県の大学生、谷幸穂氏は福島出身の参加者に話しかけていました。神戸で生まれ育った谷氏は、地元で最も支援を必要としているのは収入の低い移民コミュニティであることに気づいており、「多様な人々が集まっているコミュニティは、周りの地域住民からの助けを最も必要としているコミュニティでもあるのです。」とも語っていました。

    20年間、神戸が経済復興に向け力強く歩んできた一方で、震災の後に職を失った人を多く抱える地元コミュニティの復興という課題は未解決である、ということにこの視察を通して気づいた参加者は少なくありませんでした。震災前は賑わっていたであろう、地元の店の多くが営業を再開できず、シャッターを下ろしたままである姿を目の当たりにしたのです。震災後に新しく建てられた店舗の多くが活用されていないという現実が重要視されず、公的資金が建築費用に投じられ続けたという問題が背景にあるのです。この視察は、甚大な地震・津波被害を受けた東北地域でも同様に、公的な復興計画と一般市民の求めている復興計画にすれ違いが起きていることに目を向けるきっかけにもなりました。

    「神戸近郊に住んでいますが、震災から20年という月日が流れてもこれほどの課題が未解決で残っているとは予想外でした。復興の歩みの成果と課題の両方を自分の目で実際に見ることができたのは大きな収穫でした。今回の未来会議で出会った、地元に密着して様々な活動をしている人たちとの繋がりを大切にし、自分の大学や所属する団体が貢献できる場所を探っていきたいです。」とTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programアラムナイの前綾香氏は述べました。

    「今回の会議は私に新しい世界を見せてくれた。」とKIITOへの帰り道で齋藤氏は言いました。「昨日の発表を聞き、母親が子供を思う深い愛情、そして大人が時に直面する答えがない困難な課題について改めて考えましたね。」と語り、言葉を止めた彼女は自分の思いを紡ぐ言葉を一生懸命探しているようでした。彼女は「2011年の震災後、母が私と兄弟を連れて福島から京都に自主避難した時の心境が頭に浮かんだのです。当時13歳だった私には母の気持ちを十分理解することはできませんでしたが、今はようやく少しずつ理解できるようになった感じがします。」と自分の経験を振り返りました。

    この未来会議を通して生まれた参加者同士の絆は、2月22日に他の記念行事で多くの再会が果たされたことにも結びつき、時は違えども同じ被災地という立場の神戸と東北という2つの地域間で人と人との絆を強く実感するものとなりました。

    TOMODACHIアラムナイリーダーシッププログラムはプルデンシャル・ファンデーションによる寄付により実現しており、プログラムを越えてTOMODACHIプログラム経験者、アラムナイのリーダーシップ育成を目的としています。若い世代の思いを地域の課題解決に貢献させるため、アラムナイたち各々の活動を応援し、サポートしています。

    2015.02.26
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