岩手県普代村の中学生神楽同好会、日米草の根交流サミット・サンディエゴ大会に参加
2011年の地震と津波で被災した岩手県普代村普代中学校の神楽同好会の19名(中学1-3年生18名と、若い青年1名)、ならびに5名の引率者が、9月23日からサンディエゴで開催された第24回日米草の根交流サミット2014サンディエゴ大会に、TOMODACHIイニシアチブと東京倶楽部の支援を受けて参加しました。
草の根交流サミットの開会式は、MLBパドレスのホーム・グラウンド「ペトコパーク」で開催され、同好会の中学生達は、パドレスvsロッキーズの試合前にフィールドで勇壮な「七頭舞」を披露しました。その様子は、球場の大スクリーンにも映し出され、パドレスの公式ホームページでも紹介されています。
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中学生達は、その後も地元のサン・デギート高校、またサンディエゴ日本友好庭園などですばらしい舞を披露しました。
8日間のプログラムの中では、地元の企業、大学、高校の訪問に加え、3泊のホームステイを通じてホストファミリーとも交流し、アメリカの生活の中に身を置いて体験しました。
参加した中学生の声
「『もう帰りたくない』とすごく思いました。終わってしまったけれど、また必ずアメリカに行きたいという気持ちが強くなり、これからの進路に変化がありそうです。」
「アメリカに行って多くのことを学んで来ました。そのことを一生覚えていき、将来へつなぐ思い出として心にしまっておこうと思いました。」
「神楽の披露は、少し緊張もしましたが、今まで練習してきた成果を発揮することができました。サンディエゴの方々にも、喜んでもらえたと思います。たくさんの拍手をもらえて、感動しました。」
「とてもいい経験となりました。色々なものを見て、体験して私の中の世界が大きく広がりました。次に海外へ行くときは、英語をペラペラに話せるようになっていきたいです。」
日米草の根交流サミットとは?
日米草の根交流サミット大会は、公益財団法人ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター(CIE)が毎年日本とアメリカで交互に開催しているイベントです。この大会の目的は、日本とアメリカの市民一人ひとりが国境・言葉・生活習慣などの違いを超え、同じ人間として互いに心を通わせ合い、理解し合い、友情を深め合うことによって、日本とアメリカの良好な友好関係を築き上げていくことにあります。