NGOリーダー10名が2014InterAction Forum に参加
2014年6月8日から6月14日の間、J.P. モルガン支援のTOMODACHI NGO リーダーシッププログラムの一環として、日本のNGOリーダー10名がInterAction Forumスタディーツアーに参加しました。NGO、行政、企業、そして市民団体からのリーダーをワシントンD.C.に集め、部門を越えた協力や提携を推進する2014 InterAction Forum では、災害への対応や被災者の支援を国内外で行うアメリカのNGOリーダーに会うことができました。OFDA・FEMA・NVOADなど、ワシントンD.C.に事務所を構える多数のNGOがForumに出席しました。
今年で二年目の実施となりましたこのスタディーツアーは、例年に続き、参加者にとって収穫の多い体験となりました。
世界各地で人道支援を実施している災害人道医療支援会(HuMA)の一員として、ツアーに参加した甲斐聡一朗さんは、「NVOAD、FEMA、USAIDとの関わりやInterActionへの出席を通してたくさんのことを学び、ネットワークを広げることができました。M&Eについて意見交換も行い、今取り組むべきことについて考えることができました。また、MAP International というNGO とつながることができ、救急医療支援と援助において将来連携できる可能性も生まれました。」と体験を振り返りました。
世界各地で人道支援を行っているジャパン・プラットフォーム(JPF)の事務局長の木山啓子さんは、Forumで災害と被災者の対応について詳しく学びました。「InterAction Forum では、人道支援の細かい技術的な内容から、リーダーの理想的な品格まで、幅広い内容にふれることができました」と振り返りました。また、「Forumで吸収したことを今後のJPF活動に反映させ、助けを必要とする方をこれからもサポートしていきたいと思います」と熱意を語りました。
去年のツアーの参加者も同じような感想を持っていました。現在JPFの事務局長を務め、2013年度の参加者だった椎名規之さんは、「Forumは自分たちの活動を世界を変えていくためには自分たちの声をあげていく必要があると学びました」とForumでの有意義な体験を振り返りました。